「ムース」「ババロア」「パンナコッタ」「プリン」の違いを解説!

この雑学では、「ムース」「ババロア」「パンナコッタ」「プリン」の違いについて詳しく解説します!

雑学クイズ問題

「ムース」と「ババロア」はどの国が発祥のデザート?
A.イタリア
B.イギリス
C.フランス
D.ドイツ

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

「ムース」「ババロア」「パンナコッタ」「プリン」の違いを解説!

「ムース」「ババロア」「パンナコッタ」「プリン」の違いを解説!

似ているけど違いはどこにあるの?

皆さんは甘い物は好きですか?
世の中には色々なデザートが存在しますよね!

どれだけお腹いっぱい食べたとしても、不思議と食後のデザートは食べられるものです。
洋菓子の中でも、「ムース」「ババロア」「パンナコッタ」ってあんまり食べる機会がないですよね?

そのためか、「ムース」「ババロア」「パンナコッタ」の違いを説明できる人って意外に少ないと思います。
どれもなめらかな口触りのプリンのようなお菓子ですよね!

今回は雑学では、「ムース」「ババロア」「パンナコッタ」に加えて「プリン」の違いについて詳しく解説します!
少しオシャレなお店でコース料理のデザートとして登場しますが、ここで学んだ雑学を披露してみてはいかがでしょうか?


ババロアについて

「ムース」「ババロア」「パンナコッタ」「プリン」の違いを解説!
まずは「ババロア」について解説します。
ババロアはフランス発祥の古典菓子です。

調理方法は立てた生クリームとアングレーズを混ぜ合わせて、ゼラチンで固めるとババロアの完成となります!
ちなみに「アングレーズ」とは「卵黄、牛乳、砂糖、バニラを混ぜてから加熱したもの」となります!

シンプルなババロアは上記のようにして作られますが、場合によってはフルーツのピューレを入れて味を変えたり、そもそもアングレーズ自体をピューレにして作る場合もあります。
ここで覚えておいてほしい事は、「ババロア=ゼラチンで固める」というところで、基本的にメレンゲは使わないのが「ババロア」だというところです!

ムースについて

「ムース」「ババロア」「パンナコッタ」「プリン」の違いを解説!
続いては「ムース」について解説します。
ムースについてもババロアと同じでフランス発祥のお菓子です。

昔は味が濃くて濃厚なお菓子が好まれていましたが、時代が進むにつれて、よりなめらかで口当たりのよいデザートが好まれるようになりました。
そこで生まれたのが「ムース」でした。

ババロアにメレンゲを加えることにより、よりふわっとなめらかな口当たりに進化したものが「ムース」となります。
ババロアとは違って、ゼラチンではなくて、メレンゲを使って固めているのが特徴と言えるでしょう!

現在では、「ムース=メレンゲを加えたものの総称」として呼ばれているそうです。

パンナコッタについて

「ムース」「ババロア」「パンナコッタ」「プリン」の違いを解説!
最後は「パンナコッタ」についてです。
パンナコッタについては、イタリア発祥のお菓子です。

本来は、生クリームを煮詰めた後、砂糖とゼラチンを加えて固めたものをパンナコッタといい、かなり味が濃くて濃厚なお菓子だったそうです。
「生クリームをゼラチンで固めたもの」といえばわかりやすいでしょうか?

プリンについて

「ムース」「ババロア」「パンナコッタ」「プリン」の違いを解説!
最後は皆さんもご存じの「プリン」についてです。
プリンとは、イギリス発祥のお菓子で古典料理であるプディングに由来しています。

元々はイギリスの船乗りが考えた料理であり、最初はお菓子では無かったそうです!
16世紀後半、航海を続けるために食料は大変貴重なものでした。

肉の切れ端やパンくずも簡単に捨てるわけにいかず、ある日、余った食材と卵液を一緒に蒸し焼きにしたところ、茶碗蒸しのようなものが出来ました。
これがプリンの原型である「プディング」なのです!

ちなみに、日本で広く知られているプリンは「カスタードプディング」と呼ばれるもので、「プディング」の一種と考えても良いでしょう。


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「C.フランス」でした!

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「ムース」「ババロア」「パンナコッタ」「プリン」の違いについてご理解頂けたでしょうか?

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まとめ

ババロアは、生クリームとアングレーズ(卵黄、牛乳、砂糖、バニラを混ぜてから加熱したもの)をゼラチンで固めたフランス発祥のお菓子である。
ムースは、ババロアを改良して、メレンゲを加えて固めることにより口当たりを軽くしたフランス発祥のお菓子である。
パンナコッタは、生クリームを煮詰めた後に、砂糖とゼラチンを加えて固めたイタリア発祥のお菓子である。
プリンは、船乗りが余った食材を卵液と一緒に蒸し焼きにして生まれた「プディング」が原型となっていて、イギリス発祥のお菓子である。