この雑学では、あまり知られていない「ビュッフェ」と「バイキング」の違いについて解説します。
雑学クイズ問題
食べ放題を意味する「バイキング」は何語?
A.日本語
B.英語
C.フランス語
D.イタリア語
答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!
あなたは知ってる?「ビュッフェ」と「バイキング」の違いとは!?
一般的にはどちらも食べ放題?
食べることが大好きな人にはとても有難いのが「ビュッフェ」や「バイキング」ですよね!
値段の元を取ろうとして、ついつい食べ過ぎてしまってお腹が痛くなったりしてしまいます。
筆者が子供の頃は「バイキング」という言葉が一般的だったような気がしますが、最近は「ビュッフェ」と呼ばれることも多いですよね?
どちらも基本的には食べ放題のため、違いがよくわかりません。
個人的なイメージとしては「ビュッフェ」は「ホテルビュッフェ」などで使われて高級なイメージがあります。
逆にバイキングは、安価な食べ放題というイメージがありますね!
それでは、「ビュッフェ」と「バイキング」にはどんな違いがあるのでしょうか?
今回の雑学では、その違いについて詳しく解説していきます!
ビュッフェについて
まずは「ビュッフェ」について解説します。
ビュッフェは「buffet」と書き、元々はフランス語です。
意味は「立食形式の食事・食卓」となります。
立食形式の食事って、基本的には並んでいる料理から自分で好きなものを選んで食べますよね?
そこから、セルフサービスで食べる食事のことを「ビュッフェ」と呼ぶようになったそうです。
そして、バイキングとの最大の違いは「食べ放題とは限らない」ところなんです!
ビュッフェとは「立食やセルフサービスの食事」など食事スタイルを指す言葉で、決して食べ放題とは限らないのです!
海外などでビュッフェを見かけた時も、食べ放題とは限らないので注意が必要となります。
バイキングについて
続いて「バイキング」について解説します。
「バイキング」という言葉はカタカナのため外国語と思われがちですが、実は和製英語で、元々は日本語なのです。
そのため海外でバイキングという言葉を使っても、かなりの確率で通用しません。
ただし、課外でもハワイや韓国など、日本人観光客の多い一部の店舗では通じることもあるそうです。
そして、バイキングという言葉は最近できた言葉で、1958年に帝国ホテルのレストランで使われた言葉でした。
好きな料理を自分で選んで食べるスカンジナビアの伝統料理「スモーガスボード」を参考にして、「インペリアル・バイキング」という食事スタイルを考案しました。
結果的にこの食事スタイルは人気となって、「バイキング」という言葉は「食べ放題」として定着していったのです。
しかし、最近の日本では「バイキング」と呼ぶ人が減っており、「ビュッフェ」という言葉が主流になりつつあるようです。
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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?
雑学クイズ問題解答
雑学クイズ問題の答えは「A.日本語」でした!
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「ビュッフェ」と「バイキング」の違いについてご理解頂けたでしょうか!?
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まとめ
ビュッフェは「buffet」と書き、元々はフランス語である。
意味は「立食形式の食事・食卓」となり、自由に料理を選んで食べるという食事スタイルから、日本では「食べ放題」として使われるようになった。
しかし、元々は「立食形式」という食事スタイルを指す言葉で、食べ放題とは限らないので注意が必要である。
バイキングは和製英語であり、外国語ではない。
1958年に帝国ホテルのレストランで「インペリアル・バイキング」という名前の食べ放題を行った事から、「食べ放題=バイキング」として定着した。