この雑学では、クリスマスに七面鳥を食べる由来と、七面鳥についての雑学を解説します。
雑学クイズ問題
七面鳥をご馳走としてテーブルに並べるようになったきっかけとは?
A.大きくて取り分けやすいため
B.当時は世界中で用意に手に入ったため
C.当時は鶏肉が高級食材だったため
D.感謝の気持ちを伝えるため
答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!
クリスマスに七面鳥を食べる由来は?首の色が七変化!?
クリスマスのご馳走!
12月になると街中はイルミネーションで綺麗になり、クリスマスムード一色になりますよね!
様々なお店ではクリスマス商戦に向けて準備を進めたり、テレビではクリスマス用のCMが流れていたりします。
大人になった今でもクリスマスが近づいてくると気分がウキウキしてしまいますよね。
子供の頃から、クリスマスには美味しい料理やクリスマスケーキを食べられるので楽しみで仕方ありませんでした!
どんなクリスマスプレゼントを貰えるのかと、夜も眠れなかったのを覚えています。
ところで、クリスマスのご馳走といえば何を思い浮かべますか?
クリスマスのメインを飾るご馳走といえば七面鳥ですよね!
テーブルの真ん中に七面鳥がドンッ!と乗っていると、より食卓が華やかに見えます。
クリスマスにスーパーに行くと、必ず七面鳥が売られていますよね!
それでは、なぜ七面鳥はクリスマス料理のここまでの定番となったのでしょうか?
七面鳥を食べる由来はどこから?
それでは、クリスマスに七面鳥を食べる由来について解説します。
七面鳥を食べる文化の起源はアメリカにあるようです。
当時はイギリスがアメリカを植民地としていたため、イギリスからアメリカ入植する一団がいました。
しかし、予想以上に冬の寒さが厳しく、イギリスから持ち込んだ作物も育たないため、大量の凍死者や餓死者を出してしまったそうです。
先住民としてインディアンが住んでいましたが、入植者が困っている様子を見て、作物や七面鳥、他には衣類も提供してくれました。
そのおかげでなんとか入植者たちは厳しい1年を生き延びる事に成功しました。
1620年の秋、無事に作物を育てて収穫することに成功した入植者はインディアンにとても感謝していました。
そして、インディアンへ感謝をするために感謝祭を開き、ご馳走を用意しました。
それ以来、祝いの席での七面鳥は定番となり、クリスマスのご馳走として、世界へ根付くこととなりました。
ちなみに、日本に七面鳥が伝わったの明治時代前期で、オランダから輸入されたそうです。
七面鳥の雑学
クリスマスに七面鳥を食べる由来はわかりましたが、そもそも七面鳥ってどんな生き物かしっていますか?
七面鳥の雑学とあわせて紹介します!
七面鳥の名前の由来
七面鳥はキジ目キジ科の鳥となり、もともとは北アメリカに住んでいる鳥です。
頭から首にかけて皮膚が露出していて、色が赤・青・紫などに変化します。
この「色が変化する」ことを由来として、「七面鳥」という名前になっているのです!
なぜ英語で「ターキー」という名前?
七面鳥の起源がアメリカにあることがわかりましたが、なぜか英語名はturkey(ターキー)、日本語訳すると「トルコ」という意味になりますよね!
これは、輸入したイギリス人の勘違いが由来しているそうです。
当時のイギリスでは「ホロホロチョウ」をトルコから輸入していました。
そして、アメリカから輸入した七面鳥をホロホロチョウと同じ種類の鳥であると勘違いしました。
そのため「turkey(トルコ)」という名前が付いたとされています。
それ以来、ずっと名前が変わることなく、今でも七面鳥は「ターキー」と呼ばれているんですね!
注目記事
それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?
雑学クイズ問題解答
雑学クイズ問題の答えは「D.感謝の気持ちを伝えるため」でした!
この問題以外にも、思わず人前で披露したくなる楽しい雑学クイズ問題を用意しています。
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クリスマスにぜひここで学んだ雑学を披露してみてくださいね!
まとめ
クリスマスに七面鳥を食べるようになった起源はアメリカの感謝祭と言われている。
アメリカへ入植したイギリス人は、過酷な環境によりたくさんの凍死者や餓死者をだした。
入植者をかわいそうに思った先住民のインディアンから、作物や七面鳥、衣類などの手厚い支援を受けた。
無事に1年を乗り越え、作物の収穫に成功した入植者たちは感謝祭を開き、インディアンに七面鳥などをご馳走した。
七面鳥の名前の由来は「頭から首にかけての色が変化する」ことからきている。
また、「ターキー」はトルコから輸入する際に、イギリス人の勘違いから「ターキー」という名前で呼ぶようになった。