この雑学では、かき氷シロップの味の違いについて解説します。
雑学クイズ問題
以下の市販かき氷シロップの味の中で違う味のものは?
A.イチゴ
B.メロン
C.抹茶
D.ブルーハワイ
答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!
【驚愕】かき氷のシロップは全部同じ味!?違いはないの!?
日本でお馴染みの甘味
誰もが1度は食べたことのある甘味といえばかき氷ですよね!
氷を削ってシロップをかけるだけというシンプルな食べ物ですが、その手軽さから大人気です。
夏の暑い時期には売り上げもあがり、屋台などでも売られているのを見かけます。
最近ではかき氷専門店も出店されていて、いかに日本人に愛されているかがわかります。
原宿などでは、虹色のかき氷なども話題となっており、冬のシーズンを迎えてもかき氷人気が絶えないとか。
筆者は北海道の人間で冬には外に雪や氷がたくさんあるので、冬のかき氷は勘弁ですが・・・
夏の暑さを凌ぐために夏場はかき氷の売り上げが上がり、冬にはバニラアイスなど、味の濃厚なアイスの売り上げが上がるそうですね!
ところで「かき氷のシロップは全部同じ味」という噂を聞いたことがありませんか?
今回は、その噂の真相について解説したいと思います!
過去に検証した結果・・・
かき氷シロップの定番といえば「いちご」「メロン」「ブルーハワイ」「レモン」などがあげられますよね!
この代表的なかき氷シロップの味ですが、実は「全部同じ味」なのです。
過去に味覚センサーという機械にかき氷シロップの味を分析させる検証が行われました。
「甘味・旨味・塩味・苦味・酸味」を数値化した結果、全ての数値がほぼ一致したそうです。
噂は本当だったという事ですね!
筆者は前に「ブルーハワイが苦手」と話して「いちご味が好き」と言っていましたが、今となっては恥ずかしいです。
しかし、どうして違う味のように感じてしまうのでしょうか?
味に違いを感じる理由
代表的なシロップの味が全てが同じ味という事がわかりました。
続いて、違う味に感じてしまうメカニズムを解説します。
人間は食べ物を味わう時に舌の感覚、つまり味覚だけを頼りに味を認識しているわけではありません。
味覚以外にも、視覚と嗅覚の情報も含めて、脳が味を認識しているんですね!
かき氷の場合は色もわかりやすく違うため、赤を見た場合は「これはイチゴ味だ!」と脳が認識してしまうのです。
また、味は同じですが、実はシロップに使われている香料はそれぞれ違います。
メロン味にはメロンの匂いのする香料が使われているため、味は同じはずなのに匂いがメロンのため、脳がメロン味と認識して、実際にメロンの味を感じてしまうのです。
そのため、目をつぶって鼻をつまんでかき氷を食べると、味の違いがわかる人はほぼいないそうです。
人間って結構単純な生き物ですよね・・・
あきらかに違う味のシロップ
ここまで代表的な味のかき氷シロップは全部同じ味だと説明しましたが、脳の認識だけでなく、ちゃんと味の違うものもあります。
それは、宇治金時などの抹茶味や、コーヒー味、黒蜜きな粉味、などがあげられます。
また、かき氷専門店などで売られているかき氷は市販のかき氷シロップを使わずに、果肉や果汁をそのまま使用している場合が多いです。
そのため、代表的な味でもちゃんと味が違うため安心してください。
当たり前ですが、カルピスの原液をかけて食べる人もいますが、これもちゃんとカルピス味となります。
あくまで市販のかき氷シロップには果汁が使われておらず、味に違いが無いということなので、スーパーで選ぶ際は今度から迷わなくて済みますよね!
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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?
雑学クイズ問題解答
雑学クイズ問題の答えは「C.抹茶」でした!
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まとめ
市販されている代表的なかき氷シロップの味である「いちご」「メロン」「レモン」「ブルーハワイ」などは、全て同じである。
人間は味を認識する時に、味覚だけではなく、視覚や嗅覚も使う。
使われている着色料の色や、香料の違いによって視覚と嗅覚が反応し、脳が違う味のように認識している。
しかし、宇治抹茶やコーヒー、黒蜜きな粉や、専門店で果汁や果肉を使っているかき氷ははっきりと味が違う。
味が同じであるものは市販で売られているかき氷シロップに限った話である。