この記事ではパンダの生態などに関する面白い雑学をまとめて紹介します。
雑学クイズ問題
パンダの和名はどれ?
A.中華熊
B.斑点熊
C.巨大熊
D.白黒熊
答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!
パンダの雑学まとめ一覧!笹は好物ではなく、レッサーパンダの仲間でもない。
見た目も生態も特徴的
皆さんは実際のパンダを動物園などで見た事はありますか?
上野動物園のパンダの展示はとても人気があって、公開されている時には長蛇の列が出来ていますよね。
2017年現在では上野動物園の赤ちゃんパンダである「シャンシャン」に注目が集まっています。
12月18日には関係者などに向けてシャンシャンの公開が行われて、12月19日には一般公開が行われます。
白くてモコモコしたその可愛らしい赤ちゃんパンダのシャンシャンを早く見たくて待ち遠しい人も多いですよね。
今回はそんなパンダに関する意外で面白い雑学をたくさん用意しましたので、最後まで読んでいってくださいね。
パンダの雑学まとめ一覧10選
パンダに関する面白い意外な雑学はたくさんあります。
実は笹は好物じゃない
パンダといえば1日のほとんどを食事にあてていますよね。
そして、いつも笹を美味しそうにかじって食べていることから笹が好物だと思われがちです。
しかし、実は笹は仕方なく食べているだけで、別に好物だからあんなにたくさん食べているわけではないんです。
パンダはそもそも草食動物ではなく雑食なので、肉なども食べます。
厳しい自然界ではパンダのゆっくりとした動きで狩りをすることが難しいことから、手軽にたくさん手に入る笹を食べているだけなんですね。
更に、草食動物ではないことから消化器官が短く、笹などの植物をじっくりと消化することが出来ないため、そもそも笹を食べるのには向いていない身体なんです。
しかもその大きな身体の栄養を補うためには笹では栄養不足となるため、大量の笹を食べ続けなければいけないのです。
自分の身体にあわないものを1日中食べ続けているって考えると凄く苦痛ですよね・・・。
実はレッサーパンダの仲間じゃない
同じパンダという名前のつく動物に「レッサーパンダ」がいますよね。
しかし、ジャイアントパンダとレッサーパンダは仲間ではないんです。
ジャイアントパンダはクマの仲間であって、レッサーパンダはアライグマの仲間なので、厳密には全く違う生き物です。
そもそも本家の「パンダ」といえばレッサーパンダのことであり、歴史上でもレッサーパンダの方が確認されるのが早かったのです。
本家のパンダはレッサーパンダ
ジャイアントパンダは伝説上の生き物だとされていました。
しかし、実際に発見されるとその見た目や模様が「当時のパンダ(レッサーパンダ)」に似ていたことから、ジャイアントパンダと名付けられました。
そして、当時パンダと呼ばれていたレッサーパンダは「小さい」という意味の「レッサー」が名前に付けられて「レッサーパンダ」となりました。
時代が進むにつれて「パンダ」はいつの間にかジャイアントパンダのものになっていたんですね。
あまり知られていないパンダの和名
パンダは英語で「panda」であって、あまり和名は知られていません。
catが「猫」、dogが「犬」というように、実はpandaを日本語にすると「シロクログマ(白黒熊)」となります。
パンダの模様の理由は解明していない
パンダといえばその白黒の見た目が特徴的ですよね。
あの白黒の模様の理由は実は諸説あっていまだに解明されていないんです。
定説としては雪の降る地域に生息していることから、身を隠すために白黒の模様であるとされています。
他にも白黒の毛を利用して体温調節をしている、黒い模様で威嚇をしているなど諸説存在しています。
パンダは暑いのが苦手
実はパンダは暑いのが苦手なため、人間でも耐えられる25度以上になると体調を崩して死んでしまうこともあるそうです。
パンダにとっての適温は10度~20度程度とされていて、涼しくなる夕方から夜にかけて活動します。
パンダの肌はピンク色
パンダといえば白黒というイメージですが、実は地肌はピンク色をしています。
さらに、白い部分は体毛が白色というわけではなく、白クマが白く見えるのと同じで無色透明になっています。
パンダがほとんど寝ている理由
先ほどパンダは好物でもなく栄養の無い笹を仕方なく食べていることは説明しました。
実はパンダが1日の半分以上を寝ているのは、食事から栄養を取ることが難しく、エネルギー消費を避けるためなんです。
パンダの繁殖がとても難しい理由
パンダの繁殖に成功するとかなりニュースで注目を集めるほどにパンダの繁殖は難しいとされています。
メスのパンダは1年に1度しか排卵しないため、妊娠できる期間はわずか数日しかありません。
さらに、パンダは単純に異性の好みが他の動物よりもあることから、なかなか自然交配には至らないそうです。
そのため、パンダは飼育されているもののそんなに数が増えずに、2017年現在でも200頭~300頭程度に留まるそうです。
パンダのレンタルには巨額が必要
上野動物園ではシャンシャンが産まれたことで話題になっていますが、実は両親のリーリーとシンシンは中国からレンタルしています。
そのレンタル料はなんと年間で2頭あわせて約8000万円もかかっているんです。
東京都は10年契約でリーリーとシンシンをレンタルしていることから、10年間で約8億円を中国に支払うことになります。
もちろんレンタルなのでパンダの所有権は中国にあるそうです。
以上がパンダの面白い雑学10選でした、いかがでしたか?
注目記事
それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?
雑学クイズ問題解答
雑学クイズ問題の答えは「D.白黒熊」でした!
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まとめ
パンダには様々な面白い生態や特徴がある。
実は笹は仕方なく食べているだけであったり、もともとは伝説上の生き物だと考えられていた。
和名はあまり知られていないが「シロクログマ(白黒熊」と呼ばれている。
繁殖が難しく飼育下のパンダはごく少数であり、日本にいるパンダも中国から巨額でレンタルしているパンダもいる。