この雑学では「オリンピック」という言葉の意味や由来、オリンピックマークの五輪の意味について解説します。
雑学クイズ問題
オリンピックの五輪マークは何をあらわしている?
A.五大陸
B.人体
C.動植物
D.ギリシャ神話の神々
答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!
オリンピックやオリンピックマークの五輪の意味や由来とは?
4年に1度のスポーツの祭典
皆さんは普段からスポーツのテレビ観戦などをしますか?
2020年には東京オリンピックが控えていますが、ワールドカップやオリンピックなどの大きな大会の時だけは応援するという人も珍しくないですよね。
開催国によってはリアルタイムの放送が深夜になってしまうことから、つい寝不足して応援してしまうという人もいるほどです。
今回はそんなスポーツの祭典である「オリンピック」についての雑学です。
そもそも「オリンピック」という言葉自体にどういう意味があるのかについて考えたことがありますか?
また、オリンピックのマークである五輪にもきちんと意味があるのを知っていましたか?
オリンピックという言葉の意味や由来とは?
それではさっそく「オリンピック」という言葉の意味や由来について解説していきます。
オリンピックは古代から行われていたことはご存じだと思いますが、実は昔から「オリンピック」という名称だった訳ではありません。
「オリンピック」という言葉が初めて使われたのは、1896年に開催されたアテネオリンピックからでした。
この1896年のアテネオリンピック以降に開催されているオリンピックがいわゆる「近代オリンピック」となります。
「近代オリンピック」は古代ギリシャ時代に「オリンピア」で開催されていたスポーツの祭典を参考にして考案されました。
オリンピアとは全知全能の神であるゼウスの神殿のあった場所のことであり、古代オリンピックはそこで開催されていたんですね。
近代オリンピックはフランス人の「ピエール・ド・クーベルタン男爵」という人物によって考案されたもので、英語では「olympic」となります。
オリンピックという言葉の由来は「オリンピア(olympia)」からきていて、そこに「~~的な」という意味の「ic」を付け加えて「オリンピック(olympic)」という言葉になりました。
オリンピックの五輪マークの意味や由来とは?
続いてオリンピックではおなじみの「五輪マーク」の意味や由来についてです。
この五色の輪っかが特徴的なマークの正式名称は「オリンピックシンボル」です。
この五つの輪っかはそれぞれ「アジア、ヨーロッパ、アフリカ、南北アメリカ、オーストラリア」の5つの大陸をあらわしています。
オリンピックは平和の祭典としても知られているとおり、それぞれの大陸がスポーツを通じて手を組んで平和を作ろうという意味が込められています。
このオリンピックシンボルについても「ピエール・ド・クーベルタン男爵」によって制作されたものであり、古代オリンピック開催地のデルフォイの祭壇にあった休戦協定を中に刻んだ五輪の紋章をヒントに作られました。
五色については諸説ありますが、それぞれの色が特定の大陸の色を示すものではなく、色にどんな意味があるかまではわかっていないそうです。
オリンピックシンボルを最初に「五輪」と翻訳した人物は新聞記者の川本信正という人物であり、宮本武蔵が残した「五輪書」という本のタイトルからヒントを得て「五輪」としました。
以上がオリンピックの意味や由来、オリンピックのマークの意味や由来についてでした、いかがでしたか?
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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?
雑学クイズ問題解答
雑学クイズ問題の答えは「A.五大陸」でした!
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まとめ
「オリンピック」という言葉が初めて使われたのは1896年に開催されたアテネオリンピックのことである。
古代のスポーツの祭典(古代オリンピック)を参考にして、フランス人の「ピエール・ド・クーベルタン男爵」によって考案された。
古代のスポーツの祭典がオリンピアで開催されていたことと「~~的な」という意味の「ic」を付け加えて「オリンピック(olympic)」という言葉が誕生した。
五輪マークの正式名称は「オリンピックシンボル」であり、5つの輪はそれぞれ「アジア、ヨーロッパ、アフリカ、南北アメリカ、オーストラリア」の五大陸をあらわしている。