喉仏の意味・由来・語源、英語でアダムとイヴと呼ばれる理由

この雑学では「喉仏(のどぼとけ)」の意味や語源由来、英語でアダムとイブと呼ばれている理由について解説していきます。

雑学クイズ問題

喉仏の名前の由来は?
A.形が仏様に似ているから
B.人間の魂が宿る部分だから
C.喉仏という仏様がいるから
D.仏という漢字に似ているから

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

喉仏の意味・由来・語源、英語でアダムとイヴと呼ばれる理由

実は知られていない喉仏の語源由来

喉にある出っ張りのことを喉仏と呼ぶのって何だか不思議ですよね。
ただの体の一部分であるのにも関わらず仏様の名前が付くなんて有難い感じがします。

実は喉仏は海外では全く別の名前で呼ばれているのです。
なぜ日本では喉仏という有難い名前が付いているのでしょうか?

また、普段目にしている喉仏と火葬場で拾う喉仏は別の部位だという驚きの雑学も用意しています。
ぜひ最後まで読んでいってくださいね!


喉仏の語源・由来とは?

それではさっそく喉仏の語源と由来について解説していきます。
喉仏は仏様が座禅している姿に見えることからこの名前が付きました。

私たち一人一人の喉には仏様が存在していたのですね。
しかし首を伸ばして喉仏を確認してみても、とても仏様には見えませんよね。

実は表面から見る姿ではなく、喉仏の骨の形が仏様の姿に見えるのです。
後述しますが、仏様に見える骨は、いつも見ている喉仏の骨とは別物なのです。

英語ではアダムとイヴと呼ばれている

日本では仏様が由来しているのに対し、英語で喉仏は「アダムのりんご」と呼ばれています。
アダムと言えば、最初の人間として聖書に出てくる有名な人物ですよね。

キリスト教ではアダムが知恵の樹の果実であるリンゴを喉に詰まらせてしまい、それが膨らんだものが喉仏とされています。
そのため英語だけでなく、フランス語やスペイン語などでも「アダムのりんご」は喉仏を意味します。

首に見える喉仏と火葬場で拾う喉仏は実は別物

先ほども触れましたが、私たちがよく言う喉仏は「喉頭隆起(こうとうりゅうき)」という軟骨を指しています。
しかし、実際に仏様の形をしている骨は第二頸椎という別の骨のことなのです。

火葬場で拾う喉仏もこの第二頸椎なのです。
火葬後に喉仏がしっかりと残っていれば生前に良い行いをした、という言い伝えもあります。

納骨の際には喉仏は一番最後に喪主と故人の近縁者が拾います。
仏様が宿っているとされる喉仏は昔から大切に扱われてきたのです。

以上が喉仏の意味・由来・語源や英語でアダムとイヴと呼ばれていることについて、首に見える喉仏と火葬場で拾う喉仏は実は別物という雑学でした、いかがでしたか?


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「A.形が仏様に似ているから」でした!

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まとめ

喉仏は形が仏様が座禅している姿に似ているからこの名前がついた。
英語では「アダムのりんご」と呼ばれ、アダムがりんごを喉に詰まらせたことが由来になっている。
喉の表面に見える喉仏と呼ばれる部分は「喉頭隆起」という軟骨であり、火葬場で拾う喉仏とは別の部位である。
火葬場で拾う方の喉仏の形が仏様に似ている。