この雑学ではしゃぶしゃぶ鍋の真ん中に穴や煙突がある意味について解説します。
雑学クイズ問題
しゃぶしゃぶ鍋の真ん中の穴の意味とは?
A.余ったお湯を捨てるため
B.湯気を排出するため
C.箸を立てるため
D.お湯の温度を一定に保つため
答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!
しゃぶしゃぶ鍋の真ん中に穴や煙突がある意味とは?
不思議な形の鍋
今回はお鍋の中でも不思議な形状をしているしゃぶしゃぶ鍋に関する雑学を紹介します。
冬になると鍋をたくさん食べるようになり、家庭でもしゃぶしゃぶやすき焼き、ほかにもいろいろな種類の鍋を楽しめますよね。
家庭でしゃぶしゃぶをする時には普通の鍋を使うかもしれませんが、外食でしゃぶしゃぶを食べると真ん中に穴や煙突がある不思議なしゃぶしゃぶ鍋が出てくることがあります。
おそらくはほとんどの人がしゃぶしゃぶ鍋の真ん中の穴や煙突の意味をわからずに使っているのではないでしょうか。
実はしゃぶしゃぶ鍋の真ん中の穴や煙突についてはしゃぶしゃぶを食べやすくするのに役立っているんですね。
今回は鍋つながりでジンギスカン鍋の不思議な形状の意味についても後半で解説していきます。
しゃぶしゃぶ鍋の真ん中の穴や煙突の意味
それではさっそくしゃぶしゃぶ鍋の真ん中の穴や煙突の意味について解説していきます。
もともとしゃぶしゃぶ鍋については中国で生まれて日本へ伝わったものだとされています。
中国では鍋を温める際に鍋の真ん中の部分に炭などの熱源を入れて鍋全体を温めていました。
そして、真ん中に煙突のように穴がついていることによって、酸素が効率よく供給されて火力を上げるのに役立っていました。
さらに、鍋の真ん中に穴があいていることによって鍋とお湯が接している面が多くなり、お湯の温度が均一に保たれるようになります。
しゃぶしゃぶをする時にはお湯の温度によっては一気にお肉が硬くなったり、逆になかなか火が通りにくくなったりしますよね。
お湯の温度を一定にして均一に保たなければならないしゃぶしゃぶにとって、真ん中に穴や煙突がある鍋はうってつけというわけなんです。
ジンギスカン鍋も不思議な形?
続いて鍋つながりでジンギスカン鍋の形にまつわるおまけ雑学です。
自宅ではホットプレートを用いてジンギスカンを食べることが多いと思いますが、ジンギスカン専門店などで出てくる鍋は不思議な形をしていますよね。
ジンギスカン鍋は中央が山のように盛り上がり全体的に溝のついた形をしていますが、これはジンギスカンを美味しく食べるために設計された形なのです。
基本的にジンギスカンは中央の山の部分で羊肉を焼き、低くなった周りの部分で野菜を焼いていきます。
このとき、羊肉の肉汁が溝をつたって下へ滴り、その肉汁で野菜が美味しく味付けされているのです。
ジンギスカン専門店でジンギスカンを食べる機会があった時にはぜひお肉を中心に、野菜は周りで焼いて食べてみてくださいね。
以上がしゃぶしゃぶ鍋の真ん中に穴や煙突がある意味やジンギスカン鍋の形にについてでした、いかがでしたか?
注目記事
それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?
雑学クイズ問題解答
雑学クイズ問題の答えは「D.お湯の温度を一定に保つため」でした!
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まとめ
しゃぶしゃぶ鍋は日本で生まれたものではなく、中国で生まれたものが日本に伝わったとされている。
真ん中に穴や煙突がある理由は、鍋を温めるために炭などを入れていた名残りであり、効率よく酸素を供給して火力を上げる効果もある。
また、鍋とお湯が接している面積が増えることから、鍋のお湯の温度が一定に保たれやすくなっている。
ジンギスカン鍋の経常については、中央で羊肉を焼くことによって肉汁が滴り、野菜に味付けがされるような設計となっている。