この雑学では三行半という言葉の意味や語源、由来、そしてどんな文面を指すものなのかを解説します。
雑学クイズ問題
三行半の元々の意味はどれ?
A.部下をクビにするための書類
B.親子の縁を切るための離縁状
C.妻から夫に与える離縁状
D.夫から妻に与える離縁状
答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!
三行半の意味や語源・由来について解説、どんな文面のこと?
よく見かける日本語
日本語には難しい言葉がたくさんあって、わかっているつもりでもつい意味を間違えて使ってしまうことってありますよね。
クイズ番組で国語の問題が出題された時にも、普段から使っている日本語なのにわからないことも数多くあるかと思います。
今回は「三行半」という言葉について解説していきますが、この言葉についてもワイドショーなんかで良く見かける言葉ですよね。
意味についてはなんとなくわかるという人が多いかもしれませんが、由来や語源はほとんど知られていないのです。
そして、現代の日本で使われている「三行半」という言葉については、時代が進むにつれて意味が変化したものであり、元々は違う意味でした。
ぜひ「三行半」という言葉の意味や語源、由来について完璧に覚えていってくださいね。
三行半の意味や使い方とは?
それではさっそく「三行半」という言葉の意味や使い方について解説していきます。
「三行半」という意味について辞書などを使って調べてみると、以下のような意味であることがわかります。
・夫婦や恋人の関係を絶つこと
使い方としては「三行半をつきつける」などの使い方をされているのを見かけますよね。
これは夫婦であれば離婚してほしいという意思を明確につき付けるという意味になります。
ワイドショーでは主に芸能人の離婚ネタなどを取り上げる際に、「三行半」という言葉を使っていますよね。
三行半の語源・由来とは?
続いて「三行半」という言葉の語源や由来について解説していきます。
現代では三行半は夫婦や恋人のどちらかが別れる意思をつき付ける言葉となっていますが、元々は違う意味だったのです。
三行半という言葉が使われるようになったのは江戸時代の頃でした。
その当時は、三行半といえば夫が妻や妻の家族に対して出す離縁状のことを意味していたのです。
現在の離婚届のようなものですが、離縁状には離婚の宣言文と妻の再婚許可についてなどが三行半でまとめられており、これが語源由来となりました。
その後、離婚届を夫婦そろって提出するようになっても、離縁状の名残りから別れを意味する「三行半」という言葉だけが残ったのでした。
以上が三行半という言葉の意味や語源、由来、そしてどんな文面を指すものなのかについてでした、いかがでしたか?
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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?
雑学クイズ問題解答
雑学クイズ問題の答えは「D.夫から妻に与える離縁状」でした!
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まとめ
三行半とは「夫婦や恋人の関係を絶つこと」という意味の言葉である。
「三行半」という言葉が使われるようになったのは江戸時代の頃である。
現在使われている三行半とは意味が違い、当時の三行半は夫から妻や妻の家族へ出される離縁状の事を意味していた。
離縁状には離婚の宣言文と妻の再婚許可について三行半でまとめられていたことが語源由来となっている。