草分けの意味や語源由来とは?正しい使い方について解説。

この雑学では草分けという言葉の意味や語源、由来や正しい使い方について解説していきます。

雑学クイズ問題

草分けの本来の意味はどれ?
A.未開の土地を切り開くこと
B.創始者
C.農作物の選別をすること
D.稲刈りをすること

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

草分けの意味や語源由来とは?正しい使い方について解説。

楽しい日本語の語源や由来

普段から何気なく使っている日本語にも、なんとなくしか意味がわからず使っているものってありますよね。
実際になんとなく使っている日本語は誤用率が高く、毎年行われている世論調査によると、言葉によっては半分も正しい意味を答えられないものもあるほどです。

また、意味は理解していたとしても、その言葉がどのような由来で誕生したのか、その語源までは知られていないことがとても多いのです。
そのため、日本語の語源や由来は実は面白い雑学の宝庫となっているんですね。

今回紹介するのは「草分け」という言葉についてですが、テレビなどで「草分け的な存在」といった使い方で耳にする言葉ですよね。
意味以外にも語源や由来、使い方についてわかりやすく解説していきますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。


草分けの意味や使い方とは?

それではさっそく「草分け」という言葉の意味や使い方について解説していきます。
「草分け」という言葉について辞書などを使って調べてみると、以下のような意味の言葉であることがわかります。

・土地を切り開き、そこに村や町を興すこと
・ある分野で物事を初めて行うこと
・創始者

以上のような意味であることから「草分け的な存在」という使い方をした場合には、「そのジャンルを開拓した存在」という意味になりますね。
他にも実際に土地を切り開いて開拓するという意味もありますが、ほとんど場合は「ある分野で物事を初めて行うこと」の意味で使われる言葉です。

「創始者」という意味についても「ある分野で物事を初めて行うこと」とほぼ同じ意味ですよね。

草分けの語源や由来とは?

続いて「草分け」という言葉の語源や由来について解説していきます。
先ほど「土地を切り開き、そこに村や町を興すこと」という意味が含まれていることは解説しましたよね。

実は「草分け」については本来はこちらの意味で使われていたのです。
昔は未開の土地を開拓する際に、うっそうと生い茂った草などをかき分けて道を作り、土地を切り開き、村や集落を作り上げていました。

そのため「草をかき分ける」が転じて「草分け」という言葉になり、時代の変化と共に「創始者」などの意味で使われるようになっていたのでした。
語源由来が「実際に草をかき分けていたから」というのはとてもわかりやすいですよね。

以上が草分けという言葉の意味や語源、由来や正しい使い方についてでした、いかがでしたか?


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「A.未開の土地を切り開くこと」でした!

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まとめ

「草分け」という言葉には「土地を切り開き、そこに村や町を興すこと」「ある分野で物事を初めて行うこと」「創始者」という意味がある。
元々は「土地を切り開き、そこに村や町を興すこと」という意味で使われていたが、現代ではほとんど「ある分野で物事を初めて行うこと」「創始者」という意味で使われている。
森林や山を開拓して村や集落を興す際には草をかき分ける必要があることから、「草分け」という言葉が誕生した。