白あんと黒あんの違い、あんこは全部で何種類が存在する?

この雑学では白あんと黒あんの違いやあんこの種類について解説します。

雑学クイズ問題

うぐいす餡の原材料はどれ?
A.白いんげん
B.青えんどう
C.枝豆
D.小豆

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

白あんと黒あんの違い、あんこは全部で何種類が存在する?

意外と知られていないあんこの違い

皆さんは普段からあんこを使った和菓子を食べていますか?
その素朴な甘さとお茶の相性がとても良くて、ついつい食べ過ぎて太ってしまうこともありますよね。

今回は「あんこ」にまつわる雑学ですが、あんこには色々な種類のものがありますよね。
例えば、黒あん以外な有名なあんこであれば「白あん」がありますが、黒あんとの違いを説明できますか?

また、そもそもあんこには「白あん」や「黒あん」以外にもたくさん種類があるってご存じでしたか?
そんなあんこについて、原材料の違いや製法の違いなど、色んな視点からその違いについて解説していきます。


あんこの原材料の違い

まずは原材料によるあんこの違いについてです。

黒あん

あんこの中でも最もオーソドックなあんこが黒あんであり、原材料には「小豆」が使われています。
黒あんと呼ばれることもありますが、その原材料から「小豆あん」とも呼ばれます。

白あん

白あんは白いんげん豆や白小豆など白色の豆を原材料に作られるあんことなります。
様々な用途で使用されるあんこであり、まんじゅうのや焼き菓子の中身はもちろんのこと、まんじゅうの皮にも使われることがある。

赤あん

赤あんは赤いんげん豆などを原材料に作られるあんこのことです。
黒あんもほのかに赤みがかっていることから、小豆あんの別名として赤あんと呼ばれることもあります。

ずんだあん

ずんだあんは枝豆を原材料に作られたあんこのことのことです。
主にずんだ餅などを作る時に使われています。

うぐいすあん

うぐいすあんは青えんどう豆、つまりグリーンピースを原材料に作られたあんこのことです。
ずんだ餡に色は似ていますがずんだあんとうぐいすあんは全く別のあんこです。

あんこの製法の違い

続いて、製法によるあんこの違いについて解説します。

こしあん

こしあんについては豆を煮たあとにつぶし、布などを使って裏ごしをして豆の皮を完全に取り除いて作られます。
なめらかな口当たりであり、食べやすいあんこで特徴となっています。

粒あん

粒あんは豆を煮たあとに、豆の皮をやぶらないようにして、豆の形をそのまま残したあんことなります。
そのまま使うのではなく、こしあんなどに混ぜ込んで使われることが多いそうです。

つぶしあん

つぶしあんは豆を煮たあとに豆をすりつぶし、破れた皮をそのままのこしたあんこのことです。
巷でよく言われている「粒あん」は、このつぶしあんであることが多いです。

小倉あん

小倉あんはつぶしあんやこしあんに、煮て味付けをした大納言小豆を混ぜ込んだあんこのことです。
つぶしあんと小倉あんを混同する人がいますが、つぶしあんと小倉あんの製法は異なります。

以上が白あんと黒あんの違いやあんこの種類についてでした、いかがでしたか?


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「B.青えんどう」でした!

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まとめ

あんこは原材料の違いや製法の違いによって呼び方が変わる。
原材料の違いから「黒あん」「白あん」「うぐいす餡」「ずんだ餡」「赤あん」などのあんこが作られる。
製法の違いから「こしあん」「粒あん」「つぶしあん」「小倉あん」などのあんこが作られる。