青天井の意味とは?語源・由来・使い方についてわかりやすく解説。

この雑学では「青天井」という言葉の意味・語源・由来・使い方について解説します。

雑学クイズ問題

青天井の意味とは次のうちどれ?
A.相場が上がり続けること
B.どこまでも澄み渡る秋空のこと
C.雲ひとつない夜空のこと
D.屋根がないこと

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

青天井の意味とは?語源・由来・使い方についてわかりやすく解説。

面白い日本語

普段から使っている何気ない日本語にも面白い言葉ってたくさんありますよね。
今回は「青天井」という言葉について解説していきますが、皆さんは意味をご存じでしょうか。

「青天井」には、そのまま「雲一つないどこまでも抜けるような青空」という意味があります。
そのため、「蒼天」「碧空」「青雲」などの言葉については「青天井」と同じような意味の言葉になります。

しかし、実は投資家の方が使っている証券用語としての「青天井」には全く違う意味があるんですね。
それでは、証券用語としての「青天井」については、どのような意味になるのでしょうか。


青天井の意味や使い方とは?

それではさっそく「青天井」という言葉の意味や使い方について解説していきます。
「青天井」について辞書などを使って調べると、以下のような意味であることがわかります。

・青空
・物の値段や取引相場が天井知らずに長期間上がり続けること

先ほど解説したように「青空」という意味もありますが、どちらかというと「物の値段や取引相場が天井知らずに長期間上がり続けること」という意味で使われる言葉です。
他にも証券用語には、上昇相場の高いところを意味する「天井」や、相場の最高値を意味する「大天井」という言葉があります。

そして、最高値を更新し続けて、まるで天井が無いかのように相場が上がり続けることを「青天井」と呼んでいるんですね。

青天井の語源や由来とは?

続いて「青天井」という言葉の語源や由来について解説していきます。
なぜ相場が上がり続けることを「青天井」と呼ぶようになったのかというと、空がどこまでも続いているように見えることが由来や語源となっています。

そして「青天井」という言葉の面白いところは、天井がないように見えて、実際には天井は存在するというところなんです。
当然ですが、相場は無限に上がり続けるということはなく、いつかは上限を迎えて下がり始めます。

そのため、強気で投資はするものの、いつ相場の下落が始まるかがわからないため、いつも以上に慎重になる必要があります。
空へ向かって上昇し続けてもいつかは天井(宇宙)に辿りつくのと同じで、相場についてもいつかは天井(最高値)に辿りつくということですね。

以上が「青天井」という言葉の意味・語源・由来・使い方についてでした、いかがでしたか?


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「A.相場が上がり続けること」でした!

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まとめ

青天井という言葉には「青空」「物の値段や取引相場が天井知らずに長期間上がり続けること」という意味がある。
証券用語として相場の最高値を意味する「大天井」という言葉があるが、いつまでも大天井が見えずに相場が上がり続けることを「青天井」と呼ぶようになった。
また、空がどこまでも続いているように見えることが由来や語源となって「青天井」という言葉が誕生した。
無限に続いているように見えているだけであり、実際にはいつかは天井(最高値)を迎えるため、投資家は身長になる必要がある。