この雑学では「ちやほや」という言葉の語源や意味について解説します。
雑学クイズ問題
「ちやほや」の語源に関係するものは?
A.蝶
B.貴族
C.宝物
D.お金
答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!
ちやほやの語源や意味とは?実は平安時代から存在する言葉。
実は平安時代から使われている「ちやほや」
何気なく使われている日本語で、その意味を知っていても語源までは知られていない言葉はたくさんあります。
しかも、語源まで調べてみると、意外な語源や由来であるものも多く、実は日本語は雑学の宝庫なのです。
普段からよく使われている日本語に「ちやほや」という言葉がありますよね。
実はこの「ちやほや」という言葉については、平安時代から使われていた言葉だったってご存知でしたか?
また、昔から「ちやほや」という言葉だったわけではなく、時代とともに変化して「ちやほや」という言葉になっていったんですね。
なんと、昔は「蝶よ花よ」という言葉だったそうで、これが語源となっているのです。
ちやほやの意味とは?
それではさっそく「ちやほや」という言葉の意味について解説していきます。
「ちやほや」という言葉の意味を辞書を使って調べてみると、以下の意味であることがわかります。
・相手を甘やかしたり、機嫌を伺って大切にするさま
意味についてはおそらくほとんどの人が意味を理解していたのではないでしょうか。
補足するとするならば、現代では「ちやほや」は異性に対して使われる言葉となっています。
男性が男性を女性が女性を、というよりは異性からもてはやされることに対して「ちやほや」という言葉が使われることが多いです。
ちやほやの語源とは?
続いて「ちやほや」という言葉の語源について解説していきます。
先ほど「ちやほや」が平安時代から使われていたと解説しましたが、厳密にいえば「ちやほや」の語源となった言葉が平安時代から使われていたのです。
現代では全く使われなくなりましたが、平安時代には「蝶よ花よ」という言葉が使われていました。
「蝶よ花よ」とは「蝶のように花のように」という意味であり、「蝶よ花よと育てられて」といえば「蝶や花を扱うように大切に育てられた」という意味だったんですね。
つまり、子どもなどをまるで蝶や花のように大切に甘やかして育てていたことを「蝶よ花よ」と表現していたのです。
そして「ちょうよはなよ」が語源となり、これが省略されていった結果「ちやほや」という言葉になったのです。
以上が「ちやほや」という言葉の語源や意味についてでした、いかがでしたか?
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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?
雑学クイズ問題解答
雑学クイズ問題の答えは「A.蝶」でした!
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まとめ
ちやほやには「相手を甘やかしたり、機嫌を伺って大切にするさま」という意味がある。
ちやほやの語源は「蝶よ花よ」という言葉にあり、「蝶よ花よ」という言葉自体は平安時代から使われていた言葉である。
「蝶よ花よ」といえば、蝶や花を扱うように大切に扱うという比喩であり、子供などを甘やかして大切に育てることを「蝶よ花よ」と表現していた。
その後、時代が進むにつれて「蝶よ花よ」が省略されていき「ちやほや」という言葉となった。