「やきもき」の意味・語源・由来、意外と知られていない日本語。

今回は「やきもき」という言葉の意味・語源・由来について解説していきます。
ぼんやりと意味はわかっていても、実は正確な意味はあまり知られていない日本語なので、勉強していってくださいね。

また、例として「やきもき」と似た意味を持つ類義語などについても紹介します。

「やきもき」の意味・語源・由来

「やきもき」の意味・語源・由来について解説していきます。

やきもきの意味

まずは「やきもき」という言葉の意味についてです。
「やきもき」という言葉について、辞書やインターネットなどで調べてみると、以下の意味であることがわかります。

・あれこれと気をもんでいらいらする様子
・落ち着きがなくいらいらするさま

単純にイライラしているというよりは、何か気になることがあったり、それに焦りを感じることに「やきもき」という日本語が使われます。
心情についても、怒りというよりは、焦りや不安、心配などの心情を表すのが「やきもき」という言葉になります。

やきもきの使い方

続いて「やきもき」という言葉の使い方についてです。
「やきもき」については、不安などでそわそわする場面などで「やきもきする」というように使います。

以下の例文のような使い方が「やきもき」の正しい使い方ですね。

・告白したが返事がなかなか貰えずやきもきする
・受験発表がなかなか貼りだされないためやきもきする

やきもきの語源・由来

続いて、「やきもき」という日本語の語源や由来についてです。
実は「やきもき」については語源や由来が定かではなく、諸説あるとされています。

まずは「やきもき」がもともとは方言だっという説ですが、似た日本語に「気をもむ」という言葉がありますよね。
「気をもむ」という言葉が転じて「やきもき」という方言となり、これが語源由来で全国区となっていったのです。

他の説としては、物事に身を焦がすという意味から「焼き」と、木の実の収穫の際に身をよじってもぐことから「もぐ」が合体したという説があります。
「焼き+もぐ」が語源・由来となって「やきもき」が誕生したということですね。

木の実をなかなかもぐことが出来ず、焦りで身を焦がす様子から「やきもき」という言葉が誕生したのかもしれませんね。
正確な語源・由来については、わかり次第、正確な情報を追記していきます。

やきもきの類義語

最後に「やきもき」という言葉の類義語について紹介します。
「やきもき」の類義語には以下のような日本語があります。

・ひやひや
・おどおど
・身もだえ
・もどかしい
・じれったい

このような言葉が「やきもき」の類義語ですが、どれも不安や焦りから落ち着きが無かったり、イライラすることを表す言葉ですよね。
これらの類義語から「やきもき」がどのような意味の言葉なのか、はっきりイメージ出来た人も多いでしょう。

以上が「やきもき」の意味・語源・由来、類義語についてでした。


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まとめ

「やきもき」という日本語には「あれこれと気をもんでいらいらする様子」「落ち着きがなくいらいらするさま」という意味がある。
怒りというよりは、焦燥、不安、心配などといった感情を表すのに使われる言葉である。
語源や由来については諸説あり、気をもむという言葉が「やきもき」という方言として使われるようになったという説がある。
また、物事に身を焦がすことから「焼き」、木の実などを収穫しようとして身をよじってもぐことから「もぐ」、これらが合わさって「やきもき」となった説もある。
類義語には「おどおど」「身もだえ」「ひやひや」「もどかしい」「じれったい」といったものがある。