ガッツポーズの由来とは?実はボウリングがきっかけで誕生した!

今回は「ガッツポーズの由来」ということで、ガッツポーズにまつわる雑学を紹介します。
スポーツをしていて試合に勝ったり、とても嬉しいことがあった場合には拳を突き上げて思わずガッツポーズをすることってありますよね。

この「ガッツポーズ」についてですが、その名前から元プロボクサーのガッツ石松さんが由来で誕生したものだと考えられています。
しかし、ガッツ石松さんがガッツポーズを取るよりも以前から、既にガッツポーズという言葉は存在していたのでした。

ガッツポーズの由来とは?

ガッツポーズ由来
それではさっそく「ガッツポーズの由来」について解説していきます。
実はガッツポーズの由来については諸説あり、いつ頃から登場したポーズなのかははっきりとわかっていません。

ガッツポーズの由来が元プロボクサーのガッツ石松さんだとする説が有名ですが、実はそれよりも以前から存在していたとも考えられています。
今回は「ガッツ石松さんを由来とする説」と「ボウリングを由来とする説」の二つの説について解説していきますね。

ガッツ石松を由来とする説

まずはガッツ石松さんを由来とする説についてです。
そもそもガッツ石松さんは元々は「鈴木石松」というリングネームを名乗っていました。

しかし、ガッツ石松さんの所属する事務が、将来はガッツのあるボクサーになってほしいとの願いから「ガッツ石松」というリングネームになったんですね。
ガッツ石松さんはジムが願いを込めたようにガッツのあるボクサーとして成長していき、1974年4日11日にはWBC世界ライト級王座をかけての試合に臨みました。

その試合で王者だったロドルフォ・ゴンザレスに8ラウンドの激闘の末KO勝利をおさめ、ガッツ石松さんはチャンピオンとなりました。
そして、その時に両手の拳を挙げて喜んだポーズをスポーツ記者が「ガッツポーズ」としたことが由来で、ガッツポーズが誕生したと考えられています。

ボウリングを由来とする説

しかし、ガッツ石松さんがタイトル戦に勝利する前から、ガッツポーズという言葉は存在していました。
1972年11月30日に発売されたボウリング雑誌である「週刊ガッツボウル」に「ガッツポーズ」という言葉が掲載されていたのです。

この雑誌によると、ガッツポーズはストライクを取った時に思い思いのポーズをとって、喜びを表現することだと記述されていました。
そのため、ポーズの制限は特になく、ストライクを取った後に喜びを表すものであれば、どんなポーズでも良かったんですね。

ポーズの形を決定づけたのはガッツ石松さん

このように、ガッツポーズという言葉自体はガッツ石松さんがタイトル戦に勝利する前から存在していました。
しかし、それは各自が思い思いに考えた喜びのポーズだったことから、現在のように特定のポーズを示す言葉ではありませんでした。

そのため「ガッツポーズ=両手や拳を挙げて喜びを表現するポーズ」となった由来は、ガッツ石松さんだったと考えるのが妥当でしょう。
そして「ガッツポーズ」という言葉自体の由来は、ボウリング雑誌からきているということですね。

ガッツポーズにまつわる不文律

最後にスポーツにおける「ガッツポーズにまつわる不文律」について紹介します。
ガッツポーズは喜びを表現するポーズですが、相手は煽られているように感じてしまうこともあります。

そのため、不文律や暗黙の了解としてガッツポーズを控える競技もあるそうです。
そして、不文律を破ってガッツポーズをしてしまったことから、トラブルを招いたこともありました。

相撲

2009年の1月場所の千秋楽において、当時横綱だった朝青龍がガッツポーズを取ったことで物議をかもしました。
白鵬を破っての復活優勝だったため、つい喜びのあまりガッツポーズを取ってしまいましたが、横綱としての品格に欠けるとして、厳重注意を受けることになりました。

野球

プロ野球や高校野球でもガッツポーズを派手に行ってはいけないという不文律があります。
あまりにも激しくガッツポーズをすると煽られたものだと考えられて、メジャーリーグでは報復死球を受けることもあるそうです。

剣道

剣道ではルールによって一本を取った後のガッツポーズが禁止されています。
過去には喜びのあまりガッツポーズを取ってしまい、一本が取り消しとなった試合も存在しています。

卓球

卓球は声を挙げて自分を鼓舞しながら戦うスポーツですが、実は相手を煽るような行為は明確に禁止されています。
そのため、相手の目をみながら大げさにガッツポーズをするなどした場合には、マナー違反として審判から警告を受けます。

柔道

柔道はだた強くだけではなく、礼儀作法や品位、知性などが問われます。
そのため、ガッツポーズは敗者への礼儀や勝者として品位にかけていると考えられて、ガッツポーズは控えるようにしています。

以上が「ガッツポーズの由来」や「ガッツポーズにまつわる不文律」についてでした。


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まとめ

ガッツポーズの由来は元プロボクサーの「ガッツ石松」が由来だと考えられている。
しかし、それより以前からボウリング雑誌にストライクを取った時のポーズを「ガッツポーズ」だとする記述が存在していた。
ストライクを取った時に思い思いのガッツポーズをとって喜びを表現していたことから、当時はまだ拳を突き上げるポーズ=ガッツポーズとはなっていなかった。
競技によってはガッツスポーツが良くないものだと考えられているため、公式な大会ではガッツポーズを控えなければならないこともある。