この雑学では2019年のゴールデンウィークが10連休となる理由や祝日法についてわかりやすく解説します。
雑学クイズ問題
天皇が位を退いてからの尊称として正しいのは?
A.皇太子
B.上皇
C.内親王
D.親王
答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!
2019年ゴールデンウィークGWは10連休?即位の日と祝日法を解説!
天皇陛下の退位日と皇太子様の即位日
遂に平成という元号が終わりを告げるということで、2017年11月現在で日本国民の注目が集まっています。
天皇陛下が生前退位の意向を示してからしばらく経ちますが、その間に生前退位の日程をいつにするのかを具体的にするため、話し合いが続けられていました。
そして、天皇陛下の退位の日が2019年(平成31年)4月30日となり、皇太子様の即位の日が2019年(平成31年)5月1日になると正式に発表がありました。
平成という元号が変わってしまうのはとても不思議な感じがしますが、いよいよ新元号へと変わるという訳ですね。
さらに注目を集めているのが、皇太子様が即位される日である5月1日が祝日となった場合に、10連休が出来るのではないか?という点についてです。
時期がゴールデンウィークと重なっていることと、現在の祝日法に則ることでなんと10連休が誕生するのです。
2019年のゴールデンウィークが10連休となる理由
それでは、2019年(平成31年)のゴールデンウィークがなぜ10連休となるのかについて解説していきます。
2019年(平成31年)のゴールデンウィークの日程は以下のようになっています。
4月27日(土)
4月28日(日)
4月29日(月)昭和の日
4月30日(火)
5月01日(水)改元記念日
5月02日(木)
5月03日(金)憲法記念日
5月04日(土)みどりの日
5月05日(日)こどもの日
5月06日(月)振替休日
以上のような日程となっていますが、一見すると4月30日(火)と5月2日(木)が平日のように見えますよね。
しかし、5月1日に皇太子様が天皇へ即位されて改元記念日として祝日となることによって4月30日(火)と5月2日(木)も休日となるのです。
その理由は祝日法に関係があります。
現在の祝日法では祝日と祝日の間にある平日は休日となるように定められているんです。
つまり4月30日(火)は4月29日(月)昭和の日と5月01日(水)改元記念日に挟まれて休日となり、5月02日(木)は5月01日(水)改元記念日と5月03日(金)憲法記念日に挟まれて休日となります。
さらに、祝日法では日曜日が祝日となった場合には翌日の月曜日が振替休日となるため、5月06日(月)もお休みとなり、その結果として10連休となるわけですね。
5月04日(土)みどりの日も振替休日にしてくれれば11連休となるのですが、現在の祝日法では土曜日が祝日の場合は振替休日がないことになっているのが残念です。
しかし、長期休暇の取り辛いサラリーマンの方にとって、有給休暇を取らずに10連休も出来るのは朗報と言えるでしょう。
旅行の予約は争奪戦の可能性
2019年ゴールデンウィークの10連休が確定的になったことから、普段は行けない海外旅行の計画を立てる人が増えているそうです。
現在では海外旅行も手軽になり、面倒な手続きや外国語のやり取りを一切行わず、現地ツアーの予約が取れるようになった事も強く影響しています。
更に、お手頃価格で海外旅行を楽しめるようになり、台湾旅行などは2018年11月現在の最安値で2,700円で現地ツアーに参加することが出来るようです。
今後、お手頃価格で楽しめる海外旅行は特にチケット争奪戦が激化することが予想され、予約時期によっては価格が高騰する可能性もあるため、海外旅行の予約は早めにしておいた方がよいでしょう。
旅行の3日前までならキャンセル料金は発生しないツアーが多いため、先に予約だけしてしまうのもありかもしれませんね。
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ちなみに祝日法とは?
祝日法とは1948年7月20日に公布・施工された法律となっており、正式名称は「国民の祝日に関する法律」となります。
全3条の法律となっていて、概ね以下のような内容です。
第一条
国民の祝日についての定義
第二条
各祝日の日程と名称、各祝日の定義
第三条
祝日を休日とする規定や振替休日について
今回は第三条の規定の影響によって10連休が誕生するかもしれないと噂がされているわけですね。
10連休とならない可能性も・・・?
※2018月11月13日追記
2018年11月13日現在では、2019年5月1日の「即位の日」として祝日とする法案が閣議決定されました。
ゴールデンウィークが10連休になるのかどうか、ずっと気にしていた人にとってはかなりの朗報といえますよね。
2019年のゴールデンウィークの10連休を思いっきり楽しめるように、早めに計画を立てましょう!
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また「即位の礼」は2019年の秋に行われることが検討されています。
しかし、2019年5月1日の即位の日が改元記念日、つまりは新しい元号が制定された記念日や、即位の日として祝日となると確定したわけではないんです。
あくまで2019年5月1日の皇太子様の即位の日が祝日となれば10連休となるのであり、祝日とならならなければ飛び石の連休となります。
もしも5月1日が改元記念日として祝日とならなかった場合には4月30日(火)~5月2日(木)が平日となります。
つまり、3連休の後に3日間は働いて、その後に4連休という日程ですね。
有給休暇をとれば元々10連休となるのですが、なかなか10連休が欲しいというのも言いづらいですよね。
2019年5月1日の皇太子様の即位の日が祝日として制定されるのかどうか、今後も目が離せませんね。
以上が2019年のゴールデンウィークが10連休となる理由と祝日法についてでした、いかがでしたか?
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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?
雑学クイズ問題解答
雑学クイズ問題の答えは「B.上皇」でした!
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まとめ
天皇陛下が2019年(平成31年)4月30日に退位されることが発表され、2019年5月1日に皇太子様が天皇へ即位される事が決定した。
そのため、2019年のゴールデンウィークが10連休となる可能性がある。
これは祝日法による影響で10連休となるため、5月1日が改元記念日として祝日とならなかった場合は10連休とはならない。
祝日法とは全3条からなる国民の祝日について定義した法律である。