この雑学ではメロンパンの由来や発祥、歴史、なぜ名称にメロンが付くのかについて解説します。
雑学クイズ問題
日本で一部で呼ばれるメロンパンの別名はどれ?
A.サンライズ
B.メレンゲパン
C.マクワウリ
D.ビスケットパン
答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!
メロンパンの由来や発祥、歴史を解説。なぜ名称にメロンが付く?
メロン味じゃないのにメロンパン?
皆さんは普段から菓子パンなどを買って食べていますか?
日本に売られている菓子パンの中でも定番の商品が「メロンパン」ですよね。
メロンパンを食べたことのある人なら一度は考えたことがあるかと思いますが、メロンパンってメロンの味が全然しないんですよね。
もちろんメロン味のものも売られていないことはないですが、そのほとんどがメロンの味がしないメロンパンだと思います。
今回はメロンパンという名称の由来についてや、メロンパンの発祥や歴史について解説していきます。
実は昔は現在の形とは違うメロンパンも販売されていたそうなんです。
メロンパンの由来とは?
まずはメロンパンという名称の由来について解説していきます。
この「メロンパン」という名称の由来は諸説あるそうで、どの説が正しいかは残念ながらわかっていないそうです。
模様がマスクメロンに似ているから
最も主流となっている説がこの説となっています。
メロンパンには表面のビスケット生地に格子状の筋や溝を付けられているものが多く、この模様がマスクメロンに似ていることからメロンパンとなったという説です。
元々はメレンゲパンだった?
メロンパンは元々は「メレンゲパン」と呼ばれていたという説です。
この「メレンゲパン」が訛ったことにより、「メロンパン」になったとされています。
マクワウリに似ているから
メロンパンには現在の円形のもの以外にも、紡錘形の形状のものもありました。
紡錘形の形状のメロンパンの表面に数本の溝が入っている模様が、マクワウリ(メロン)に似ていたことが由来だという説です。
メロン型を使って作られたから
調理器具に「メロン型」と呼ばれる型があります。
元々はこの「メロン型」を使って成型して焼き上げていたことが由来となって「メロンパン」になったという説です。
現在のメロンパンの発祥・歴史
続いて、現在の主流となっている円形のメロンパンの発祥や歴史について解説していきます。
現在は完全に「メロンパン」という名称で定着していますが、元々は「サンライズ」という商品名のパンでした。
サンライズが誕生したのは1930年代のことで、元々は日の出の形がモチーフであり、現在のように円形のビスケット生地をのせて焼いたパンでした。
元々のメロンパンは紡錘形のものが多かったそうですが、サンライズの普及と共に徐々に紡錘形のメロンパンは姿を消していきました。
そして、日本の食生活にマスクメロンが並ぶようになると、サンライズがマスクメロンに似ていたことからメロンパンと呼ばれるようになっていきました。
時代が進むにつれてサンライズとメロンパンは混同されるようになり、やがてサンライズの方が主流となり、円形のものがメロンパンとして定着したのでした。
現在でも地域によっては「サンライズ」という商品名で販売されているそうです。
以上がメロンパンの由来や発祥、歴史、なぜ名称にメロンが付くのかについてでした、いかがでしたか?
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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?
雑学クイズ問題解答
雑学クイズ問題の答えは「A.サンライズ」でした!
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まとめ
メロンパンの名称の由来は、マスクメロンに模様に似ていることが由来だとする説が主流である。
由来は諸説あり、他にも「メレンゲパンが訛った」「マクワウリに形が似ている」「メロン型を使って作られた」とい説がある。
現代でメロンパンとして定着しているものは、元々はサンライズと呼ばれる日の出をモチーフにしたパンだった。
日本の食卓にマスクメロンが並ぶようになると、いつしか紡錘形にかわって円形の方のものがメロンパンと呼ばれるようになった。