この雑学では「ショートケーキ」の意味と名前の由来について解説します。
雑学クイズ問題
ショートケーキの「ショート」の意味は?
A.砕けやすい
B.柔らかい
C.短い
D.ふわふわした
答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!
ショートケーキの意味と名前の由来は?ショートって何?
ケーキの王道ショートケーキ
ケーキって本当に美味しいですよね!
デパートのケーキ売り場などの前を歩いていると、美味しそうなケーキがたくさんあって目移りしてしまいます。
また、外食などをすると、食後にセットでケーキと温かい飲み物が食べられるとなると、ついつい頼んでしまいます。
様々な種類のケーキがありますが、皆さんはどのケーキが1番好きですか?
筆者はケーキの王道ともいえるショートケーキが1番好きです。
イチゴの甘酸っぱさと生クリームの甘さがとてもシンプルで美味しいです。
誰もが知っているであろうショートケーキですが「ショート」ってなんだろうと思いませんか?
別に他のケーキに比べて短いわけではないので短いという意味ではなさそうですが・・・
今回はそんなケーキの王道「ショートケーキ」の雑学をお届けします。
ショートケーキの意味と由来には諸説あり?
ショートケーキの意味と由来について調べたところ、諸説あることがわかりました。
その中でも有力だと思われる2つを紹介します。
砕けやすく脆いから
ショートという単語について調べてみると「砕けやすい」「脆い」という意味でも使われるようです。
つまりは「さくさくした食感を表すもの」であり、短いではなくてこちらの意味の方がショートケーキの意味としては通じますよね!
またショートケーキには面白い語源が存在するそうです。
もともとショートケーキの起源はスコットランドであり、スコットランドの別名はショートランドと呼ばれています。
スコットランドのショートケーキは日本のスポンジケーキとは違ってクッキーのようなお菓子を指します。
結婚式ではこのスコットランド式ショートケーキを花嫁の頭に叩きつけ、1度で割れないと縁起が悪いとされました。
このことからショートランド(スコットランド)の砕けやすい脆いケーキを、ショートケーキと呼ぶようになりました。
結婚式でケーキを叩きつけるなんて凄い風習ですよね・・・
ショートニングを使っているから
続いての説はショートニング(植物油脂)を使って作っているからショートケーキと呼ぶという説です。
現在に比べて昔はバターが高かったため、ケーキの材料にはショートニングと呼ばれる植物油脂を使用していました。
そして、さきほどの説とは違って発祥はアメリカとされています。
ショートニングケーキが略されて、ショートケーキと呼ばれるようになりました。
ショートケーキの雑学
ショートケーキの意味や由来についてわかったところで、最後にショートケーキの雑学です。
実はショートケーキと聞いて、スポンジに生クリームをのせたケーキを想像するのは日本人だけなのです。
日本でショートケーキが誕生したのは、1922年のことで、不二家によって販売されました。
不二家によって作られたショートケーキはスポンジを使用することにより、日本人向けに改良されて作られたものなのです。
そもそも、アメリカ式のショートケーキはスポンジケーキではなく、ビスケットを土台にして生クリームをのせて、ビスケットで挟んだケーキのことをいいます。
一見すると英語のようにも思えますが、海外ではショートケーキは通じないので注意してくださいね!
注目記事
それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?
雑学クイズ問題解答
雑学クイズ問題の答えは「A.砕けやすい」でした!
この問題以外にも、思わず人前で披露したくなる楽しい雑学クイズ問題を用意しています。
全て解けたら雑学王かも!?
【目指せ雑学王】面白い雑学クイズ問題集!【解説付き】
日本のショートケーキが海外とは違うことにとても驚く雑学でした。
まとめ
ショートケーキの「ショート」は短いという意味ではない。
ショートは「砕けやすい・脆い」などの意味で用いられることがあるため、そちらが有力である。
また、ショートニング(植物性油脂)を使用したから「ショートケーキ」と呼ばれる説もある。
スコットランドやアメリカが発祥とされているが正確な事はわかっていない。
また、ショートケーキがスポンジケーキとして売られているのは日本だけである。