成人式で振袖を着る理由
成人式の日には特に女性は化粧をしてファッションなどに気を使っていますよね。
そんな女性が成人式に着るものといえば「振袖」ですよね。
色鮮やかで豪華な振袖を着ている人が多いですが、そもそもなぜ成人式で振袖を着るのかを知っていましたか?
振袖という着物が誕生したのは江戸時代のことだとされていて、その頃には若い女性が着る正装の和服の袖丈が徐々に長くなっていきました。
そして、明治時代以降には未婚の女性が着るための華やかな正装として定着したのです。
なぜ袖をながくしたのかというと、舞台にあがって踊りを披露する際に、舞台の上で華やかで美しく見えるように工夫した結果、長くなっていったとされています。
まさに成人式のような「晴れ舞台」で着るために作られたものなんですね。
世界の珍しい成人式
日本の成人式は男性も女性も大人になることを自覚して祝われるものですが、世界にはとても珍しい成人式が存在しているんです。
バヌアツ共和国のペンテコスト島では「ナゴール」と呼ばれる成人の儀が行われていて、なんと勇気を試すためにバンジージャンプを行うのです。
しかも植物のツルで足を巻いて高さ30メートルから飛び降り、停止するのは地面スレスレという内容になっています。
また、ブラジルにもとても痛い成人式があって、とある部族で行う成人の儀式は縫い込んだ手袋の中に虫を入れて、その中に手を入れて踊るという儀式になっています。
もちろん踊っている最中に手袋の中にいる虫に刺されることになりますが、この虫に刺される痛みをもって成人の証とするそうです。
また、ケニア南部からタンザニアに住むマサイ族は、ライオンを無事に狩る事ができれば成人として認められ、逆にライオンを狩れない限りはいつまでたっても成人と認められないそうです。
以上が成人の雑学でした、いかがでしたか?
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