天皇や皇族に姓がない理由
2018年現在の天皇である「明仁(あきひと)」様や「美智子」様のお二人には姓がありませんよね。
美智子様については皇室に嫁ぐ前には「正田」という姓を持っていましたが、結婚されてから姓がなくなり、名前だけとなりました。
明仁様についても「継宮(つぐのみや)」という姓のようなものがありますが、これは天皇家の称号であり、実は姓ではないのです。
なぜ天皇家には姓がないのかというと、理由は様々ですが、天皇家が2000年以上続く血筋であり、代々一つの家系で続いてきたからなんです。
例えば、日本には「佐藤」という姓を持った方やその家系がたくさんありますが、天皇家は2000年以上も脈々と受け継がれてきたものですよね。
そのため、唯一無二である天皇家は、姓を用いて他の家系と区別する必要がなく、そもそも姓を名乗る必要性がないということなのです。
天皇はパスポートを持っていない
我々が海外旅行など、海外へ渡航する場合には、パスポートは必須アイテムですよね。
しかし、実は天皇陛下はパスポートを持っておらず、パスポートが無くても海外へ渡航することが出来るそうです。
世界の外交のルール上では、国家元首とその配偶者についてはパスポートが無くても他国に入国することが可能となっています。
日本の国家元首は総理大臣ですが、世界では天皇陛下は国家元首と同等の存在だと考えられているんですね。
そのため、天皇陛下についてはパスポートを持っていなくても、海外へ渡航することが可能なのです。
天皇陛下以外だと、皇族の方については皇族専用のパスポートを持っており、そのパスポートを使って海外へ渡航するそうです。
以上が天皇の雑学でした、いかがでしたか?
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