バウムクーヘンの真ん中の穴は何?
バウムクーヘンは樹木の年輪にそっくりですよね!
バウムクーヘンはドイツ語で「木の菓子」という意味なので、ドイツ人から見ても木の切り株に見えていたのでしょう。
そんなバウムクーヘンですが、ドーナツのように真ん中に綺麗な円形の穴が空いていますよね。
実はこの穴はバウムクーヘンの特徴的な調理方法によって出来る穴なのです。
バウムクーヘンは薄い生地が何層にも重なっていますよね。
棒に生地を巻いてからぐるぐると回しながら焼いて、またそのうえから生地を重ねて回して焼くという工程を何回も繰り返す事によって、バウムクーヘンは作られます。
最後に棒を抜き取って完成となりますが、この棒を抜き取った時に出来るのが真ん中の穴となります。
美味しいバウムクーヘンの見分け方
一流の職人が作った美味しいバウムクーヘンの見分け方を紹介します。
バウムクーヘンといえば綺麗な年輪模様になっているのが特徴のお菓子ですが、実は一流の職人が手間をかけて作った美味しいバウムクーヘンは年輪模様がガタガタで、断面にはいくつものが穴が空いているのです!
一見すると雑に作られているように見えますが、一流の職人は素材本来の味を楽しんでもらうために「乳化剤」を一切使用しません。
乳化剤は水分と油分を混ぜる働きがあり、気泡も消してくれるため焼きあがりが綺麗になります。
しかし、乳化剤を使わない一流の職人は、気泡が発生する度に指でつぶしながら丁寧に焼きあげていきます。
乳化剤を使っていない方が素材の味が生きて自然な味わいとなり、より美味しく出来るためこれだけの手間をかけているんですね!
そもそも本場のドイツでは乳化剤を使っているバウムクーヘンは邪道であり、バウムクーヘンを名乗ってはいけないそうです。
以上がバウムクーヘンの雑学です、いかがでしたか?
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