アサガオは朝日で咲くわけではない
皆さんも自由研究などでアサガオを育てたことがあるでしょうか?
アサガオはその名の通り、夕方になると花が閉じてきて早朝の日の出の時間帯にまた花を咲かせますよね!
このことからアサガオは朝日の光によって花を咲かせていると思われがちですが、実は朝日は関係していないって知ってましたか?
それではどうやって咲いているのかというと、日の出ではなく日の入りの時間が関係しています。
アサガオは花を閉じてから10時間後に花を咲かせる性質を持っています。
アサガオが咲いているシーズンは夏場なので、日の入りが18時~19時といったところですよね!
その10時間後の4時~5時がちょうど日の出の時間帯に当たる事から、あたかも日の出の朝日を浴びて花を咲かせているように見えていたというわけです。
そのため、秋になってくると日の入りの時間が早くなり、アサガオが花を咲かせる時間帯も早くなります。
桜の香りの秘密
春になると桜の香りのするお菓子が販売されますよね。
春を連想しますしとても上品で優しい香りのする桜ですが、お花見などをしてても桜の匂いって全然しないですよね?
桜餅などのお菓子ではあんなにいい匂いが香っているのに、咲いている桜から香りがしないのには理由があります。
桜はクマリンという香り成分を持っていますが、桜が咲いている間は桜の糖と結合しているため香りを出しません。
つまり糖から分離させれば匂いが出てくるのですが、その香りを引き出すための工程が「塩漬け」なんですね!
桜餅についている桜の葉などが塩漬けされているのは味付けだけではなく、桜の香りを充分に引き出すための工夫として行われているのでした。
以上が花の雑学でした、いかがでしたか?
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