駅弁の起源
駅弁が日本で初めて販売されたのが1885(明治18)年7月16日だったという事は説明しました。
この日本初の駅弁について更に詳しく解説します。
宇都宮駅が開業するのにあたって、日本鉄道の嘱託を受けた旅館である「白木屋」が宇都宮駅で握り飯2個とたくあんを竹の皮で包んだものを販売したことがきっかけで、駅弁が誕生したとされています。
この日が7月16日だったため、7月16日を「駅弁記念日」としている文献も多いそうです。
しかし、実は駅弁の起源はこの宇都宮で誕生したという説以外にも諸説あり、正確な事はわかっていないそうです。
宇都宮駅で販売する以前から駅弁という形じゃなくても、駅で何かしらの弁当のようなものを販売していてもおかしくないですよね。
駅弁について正確な文献が見つかった場合は駅弁記念日の日付も変更されるかもしれません。
駅弁の紐を引っ張ると温まるのは何故?
駅弁には紐が付いているタイプのものもありますよね。
紐を引くことによってホカホカに温かくなった弁当が食べられるので何とも嬉しい仕組みです。
この紐付きの弁当の仕組みですが、実は石灰と水の化学反応によって弁当を温めているんです。
弁当箱の下段には石灰と水がセットされていて、紐を引くことによって袋から水が出るようになっています。
この水が石灰と合わさることによって化学反応を起こし熱を発生させてお弁当を温めているのです。
石灰と水で熱が発生するという事はずっと前からわかっていたかと思いますが、これを駅弁に採用したのは本当にいいアイデアですよね。
以上が駅弁の雑学でした、いかがでしたか?
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