競馬のゲートと防止の色
競馬を見たことがある人は見たことがあるかもしれませんが、馬が出走するゲートと騎乗している選手の帽子の色ってなんだかとても派手な色をしていますよね。
みんな自由な色の帽子をかぶって自由にレースに参加していいわけではなく、あのように目立つ色になっているのには理由があります。
あえて目立つ色にすることによって注目している馬を見やすくしているんです。
競馬場はとても広いですし、一斉に飛び出してきた選手と馬を見ても全員が似たような色をしていてはどれが自分の応援している馬と選手なのかがわからなくなってしまいますよね。
そのため、あらかじめゲートの色に合わせて選手も同じ色の帽子をかぶることによって、他の馬や選手と見分けがつくようにしているのです。
これなら少し目が悪い人でも遠くから一発で自分の見たい馬がどこを走っているかが見分けられますよね!
かぶっているマスクにも意味がある
競馬で走っている馬を見ているとプロレスラーのかぶっているようなマスクをかぶっている馬を見かけますよね。
あれはオシャレでマスクを着用しているのではなく、ちゃんとした理由があるのです。
あのマスクは「遮眼革(ブリンカー)」と呼ばれるもので、遮眼革を装着することによって馬は安心してレースに集中することができるのです。
馬の視野は350度もありほぼどの角度でも見渡すことができます。
そして草食動物であることから自分の後方で動くものに対して敏感に反応する習性があります。
これは後ろから忍び寄ってくる肉食動物から自分の身を守る習性となっていますが、競馬のレース中にもこの習性が出てしまい、自分の周囲で動くものが気になってレースに集中できなくなります。
そこで遮眼革を装着することにより視界を遮り前方しか見えなくすることによって集中力を持続させることができるのです。
なるべく他の馬が見えなくなる方が馬は安心してレースに臨むことができるのでした。
以上が競馬の雑学でした、いかがでしたか?
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