メーデーはなんで祝日じゃないの?
5月1日といえばゴールデンウィークの中日になる事も多く、メーデーが祝日であればもっと長く休めるのに・・・そんな風に考えた人もいるのではないでしょうか?
しかし、実はもともとメーデーについても祝日にしようとしていた時期があったのです。
昭和のころからメーデーを祝日にしようという動きはありましたが、バブル崩壊に伴って日本経済が悪化した結果、祝日を増やして労働時間を短くするという事は難しくなってしまいました。
バブル経済が現在でも続いていたり、バブル崩壊ほどの経済の悪化がなければ今頃はメーデーも祝日になっていたのかもしれません。
そして、そもそもメーデー以外にも日本には勤労感謝の日がありますよね。
勤労感謝の日自体がメーデーと趣旨が似ている祝日であることからメーデーが祝日とならなかった経緯もあるそうです。
緊急信号もメーデーと言うのはなぜ?
映画などで飛行機が墜落するシーンでパイロットが無線に向かって「メーデー!」と叫んでいるシーンを見たことがありませんか?
英語の綴りも「MayDay」となり、労働祭と全く同じ単語となります。
しかし同じ綴りであっても実は意味が全く違うんです。
緊急信号として使われるメーデーの語源はフランス語の「ヴネ・メデ(venez m’aider)」とされていて、意味は「私を助けにきて」となります。
これに発音が似ていて覚えやすいことからメーデーという言葉が採用されることとなりました。
緊急信号としてメーデーを発信する際には必ず「メーデー!メーデー!メーデー!」と3回繰り返すという決まりがあります。
これは雑音などで伝わらなくする事を防ぎ、確実に緊急事態を伝えるための工夫となっています。
もちろん一般人についても緊急事態の時には「メーデー!」と緊急信号を送信することも可能です。
以上がメーデーの雑学でした、いかがでしたか?
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