アセロラの日の由来と面白い雑学、5月12日の今日は何の日?

アセロラは正式名称ではない

今回は「アセロラの日」ということでここまで「アセロラ」について紹介してきましたが、そもそも「アセロラ」という名前は正式名称では無いって知っていましたか?
「アセロラ」という名前は日本では広く知れ渡っていますが、それは「アセロラ」が商標登録されていて、色々な商品名に「アセロラ」という言葉が使われているからなんです。

本来は「アセローラ」と発音するのが正しく、日本語で「アセロラ」と言っても海外では通じないでしょう。
「アセローラ」と名付けたのはスペイン人だとされています。

まだアメリカ大陸が開拓されていないころ、スペイン人がアメリカ大陸へ到達した際に、長い航海によりビタミンが不足して病気にかかる人がたくさんいたそうです。
そこで、アメリカ大陸にあった「赤い実」を食べたところ、病気が治ったり元気になったことから、これをヨーロッパに持ち帰りました。

そして、自国で生産されていた「アセロロ」という品種のリンゴに見た目が似ていたことから「アセローラ」と名付けられたのでした。

ビタミンCが豊富なのにレモンほど酸っぱくない理由

アセロラにはビタミンCが多く含まれていることはわかりましたよね?
そしてビタミンCで連想される果物といえばレモン、そんなレモンがとても酸っぱいのにどうしてアセロラがレモン程酸っぱくないと思いますか?

実はレモンの酸っぱさに関係している成分は「クエン酸」と呼ばれる成分なのです。
クエン酸は酸味の元となる成分であり、レモンにはクエン酸が豊富に含まれているから酸っぱく感じるんですね!

つまり、ビタミンCが豊富に含まれているから酸っぱくなるわけではないんです。
アセロラにビタミンCが豊富に含まれていてもレモン程酸っぱくない理由は、レモンの方がたくさんクエン酸を含んでいるからなのです。

以上がアセロラの雑学でした、いかがでしたか?

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