犬養毅の「話せばわかる」の真相
五・一五事件で殺害されてしまった犬養毅ですが、その最期のセリフは「話せばわかる」だったことで有名ですよね。
このセリフは青年将校が踏み込んできた際に、その将校に向かって「話せばわかる」と説得したと思われていますが、実は違うって知っていましたか?
まるで命乞いをしたかのようなセリフですが真相は実は違っているのです。
「話せばわかる」は青年将校に撃たれて瀕死になっている際に放ったセリフなのです。
瀕死になって布団に横たわっていた犬養毅は看護をしているお手伝いさんに「あの若者たちを呼び戻してほしい、話せばわかる」と言ったのが真実で、自分を撃ってその場を後にした青年将校を連れ戻してほしくていった言葉が「話せばわかる」だったわけですね!
今にも死にそうな状態だったのにも関わらず、犬養毅は自分の思いを青年将校に伝えようとしていたんですね。
チャップリンも五・一五事件のターゲットだった
喜劇王として知られるチャップリンですが、実は五・一五事件のターゲットとしてリストアップされていたって知っていましたか?
五・一五事件が発生した前日にチャップリンは日本に初来日しており、5月15日は犬養毅と面会する予定だったため、この時に一緒に暗殺する計画がたてられていたのです。
チャップリンは日本に退廃文化をもたらした元凶として、青年将校らの暗殺計画の対象となってしまいました。
しかし、5月15日に急きょ面会の予定をキャンセルして相撲観戦にいったため、偶然にも五・一五事件に巻き込まれることはありませんでした。
チャップリンが五・一五事件について聞かされたのは相撲観戦の帰り道のことだったそうで、さすがに肝を冷やしたのではないでしょうか?
以上が五・一五事件の雑学でした、いかがでしたか?
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