黒板は昔本当に黒かった
学校に通っていた時には毎日目にしていた黒板ですが、黒板という名前の割には緑色をしているので不思議に思ったことはありませんか?
それもそのはず、初めて黒板が製造された際には黒板は本当に黒色だったのです。
日本で国産初の黒板が製造されたのは1874年だったとされています。
当時の黒板は板の着色を墨汁で行い、その上に柿渋であったり硫酸鉄と煎液の混合物を塗って加工して使っていました。
いつごろから黒板が緑色になったのかというと、太平洋戦争が終わってからのことでした。
その当時は黒板には漆が使われていましたが、漆は輸入に頼っていたため入手が困難となってしまいました。
その結果として1954年からはJIS規定により、黒板の色が黒から現在でもお馴染みの色である緑色になったのでした。
教科書に値段が書かれていない理由
皆さんは普段から本などを買いますか?
本をの裏側を見てみるとそこには絶対に値段が書いてありますよね。
しかし、値段が書いていない本が存在しているのです。
それは誰もが1度は手にしたことのある学校の教材として使用される教科書です。
もしも手元に教科書がある場合は確認できますので、裏側を見てみてください。
教科書の値段については毎年国が決めることになっているため、値段が変動します。
そのため、値段を教科書の裏側に印字してしまうと、翌年以降に在庫が残ってしまった場合に一切売る事ができなくなってしまうのです。
その年度によって違う教科書が使われるわけではありませんので、もしも在庫が残ってしまった場合に、翌年の学年の生徒にも使えるようにするため、教科書には値段を書かないようにしているのでした。
以上が学校の雑学でした、いかがでしたか?
注目記事
毎日が「今日は何の日?」
あなたやあなたの大切な人の誕生日は何の記念日ですか?
■今日は何の日?(5月21日)
小学校の日
リンドバーグ翼の日
ニキビの日
漬物の日
myDIYの日
■明日は何の日?(5月22日)
国際生物多様性の日
ガールスカウトの日
サイクリングの日
ショートケーキの日
禁煙の日
カニカマの日