全治と完治の違い
ケガの具合を表す言葉として「全治」や「完治」といった言葉がありますよね。
しかし、全治や完治の定義って一般的にはあまり知られていませんよね。
まずは全治についてですが、全治については「病院に通院を続けて治療を続けなければいけない目安」の期間となります。
全治4週間といわれればその間に入院していたり、通院を続ける必要があるということになり、例え4週間がすぎて通院する必要がなくなった後でも今度はリハビリなどが必要となる場合があります。
続いて完治についてですが、完治は「日常生活に支障が出ないようになり、元通りに生活ができて健康となった状態」を指す言葉となります。
つまり、リハビリなども必要が無くなって、ケガをする前の状態に身体の状態が戻る事を意味します。
傷口がかゆくなる理由
おそらく人生の中で一度は擦り傷や切り傷を負ってしまう経験がありますよね。
少しの間はチクチクして痛みを感じますが、しかし痛みが収まってくると今度はかゆくてたまらなくなってしまいますよね。
傷口がかゆくてたまらなくて掻いてしまったがためにまた出血をしてしまい、傷の治癒が遅れてしまうなんと事もあります。
どうしてかゆみが発生してしまうのかというと、まずは皮膚は4層構造となっており、内側から脂肪、真皮、表皮、角層で構成されています。
皮膚を損傷すると当然人間の身体はそれを修復しようとするのですが、真皮を修復する際に刺激があり、この真皮にある知覚神経が「かゆみ」を感じさせているそうです。
最初は痛みを感じていても、痛みがひいてくるとその痛みは次はかゆみとして脳に伝えます。
それを察知した身体はマスト細胞と呼ばれる細胞が、かゆみの素とされているヒスタミンを放出するため、これが原因となって傷口がかゆくなってしまうのでした。
以上がケガの雑学でした、いかがでしたか?
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