海はなぜしょっぱいのか
海水が口の中に入ったことのある人でなくても、海水はしょっぱい味がするという事は当たり前のように知っていますよね。
しかし、そもそもなぜ海水がしょっぱい味がするのかまでをわかっている人はあまりいないのではないでしょうか。
一言で海水と言っても、海水には様々な物質が溶けています。
海水1リットルで計算してみると、そのうち30~40gは色々な物質が溶けたものなのですが、なんとそのうちの8割を塩素イオンとナトリウムイオンで占めているのです。
この2つのイオンは水に溶けやすい性質を持っていて、なおかつ他の生物によって摂取される事もなく化学反応が起こる事もあまりないため、常に海の中に存在していることになります。
塩素イオンとナトリウムイオンは結合することによって食塩になりますし、もちろん海がしょっぱくなるのは当たり前ということになりますよね。
海のしょっぱさは変わっている?
海はもちろんですがいつ舐めてみてもしょっぱいですよね。
しかし、常に川などから海水以外の水が流れ込んできたり、また海水が蒸発することによって海の塩分濃度が変わることによって海のしょっぱさも変わっていそうですよね。
しかし、実はここ数億年では塩分量はほぼ一定を保っているそうです。
まず、海の塩分に関しては川が流れることによって岩から溶出された塩分が常に海に供給され続けています。
そして、ペルシャ湾などの気温の高い地域には塩平原というものが存在していて、水分が急速に蒸発した結果、大量の塩分だけが残されています。
常に川などから一定の塩分が供給されてくるのと同時進行で、海が蒸発することによって海からの塩分が減っているため、常に海のしょっぱさは一定を保ってきたのだとされています。
以上が海の雑学でした、いかがでしたか?
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