CDの容量は第九の長さが関係している
現在でも音楽の保存媒体として活躍しているCDですが、CDはフィリップス社とソニー社の2社により共同開発されたものです。
CDに入る曲の長さは74分であり何とも不思議な長さだと思ったことはありませんか?
フィリップス社としては車で使用されるものとして将来性を感じていたため、オーディオカセットと同じサイズである直径11.5cmであり、容量は60分という規格を提案していました。
ところが、それに対してソニーはオペラなどが途中までしか録音できないことを防ぐため、直径12cmの容量を74分にすることを提案しました。
その後、世界的な指揮者であるヘルベルト・フォン・カラヤンからは「ベートーベンの第九が全て収まる方が良い」といった助言をもらったことをきっかけとして、第九の演奏時間が60~66分であったことから、第九の演奏のすべてが録音できるようにソニー社の74分という規格が採用されることとなりました。
君が代は2番の歌詞がある
実は最近では「君が代」の歌詞を知らないという人も増えてきているようで、それを知って思わず驚いてしまいました。
しかし、君が代に関してはもっと驚く雑学がありました。
実は君が代には2番の歌詞が存在しているのです。
スポーツなどで国際試合を行う時などは必ず国歌斉唱が行われるかと思いますが、2番なんて聞いたこともないですよね。
君が代の2番の歌詞については明治14年の「小学唱歌集」に載せられていたもので、内容は以下のように掲載されているようです。
「君が代は 千尋の底の さざれいしの 鵜のゐる磯と あらはるゝまで かぎりなきみよの栄を ほぎたてまつる」
更に、実は1番の歌詞についても「こけのむすまで」で終わりとされていますが、その後に「うごきなく常磐(ときわ)かきはに かぎりもあらじ」という歌詞が続いており、普段から1番も半分しか歌われていないのです。
以上が音楽の雑学でした、いかがでしたか?
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