記憶が無くても自宅に帰れる理由
気の知れた友人などとお酒を飲んでいると楽しくなってきてつい飲みすぎてしまい、気づいたら家のベッドで寝ていたなんて経験はありませんか?
飲み会の途中からの記憶が無く、帰宅した覚えもないのに何故か酔っ払っていてもちゃんと帰宅できるものですよね。
実は人間の脳の記憶には「短期記憶」と「長期記憶」というものがあります。
毎日同じ作業を反復して行ったりすると「長期記憶」として脳に保存されるのですが、自分の家の帰宅ルートに関しても毎日通勤と帰宅を繰り返すことによって長期記憶に定着するのです。
そして、例え飲み会で記憶を無くしてしまってもそれは「短期記憶」であり、「長期記憶」では覚えているため自宅へ帰ってくることができるんですね。
しかし、あまりにも飲みすぎて泥酔してしまった時などは、気づかずに他の人の家に上がりこんでしまうなどの事件も起こっているので注意が必要です。
ビールだけで7年間生きた人
お酒が好きな人の中でもビールが好きという人は、乾杯が終わった後もビールをそのまま頼み続けて、飲み会が終わるまでに10杯以上飲む人もいますよね。
毎日ビールが好きでビールを飲み続けるのもなかなか凄いですが、なんとビールだけを飲んで7年間生きた男いたそうです。
その男は昭和9年の3月9日に青森県で逮捕されて刑務所に収監された男でした。
この男は7年前に慢性胃炎にかかったことが影響して医者にはもう助からないと言われていました。
どうせ死ぬのであれば好きなだけビールを飲んで暮らそうとして、毎日のようにビールを飲んでいたのですが、逆になぜか胃腸の調子がよくなって、それから7年間は米などの食糧は一口も食べることなく暮らしてきたのでした。
そのため、刑務所に収監される際には朝ごはんにビールを要求したとされています。
以上がお酒の雑学でした、いかがでしたか?
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