山の日の由来と面白い雑学、8月11日の今日は何の日?

富士山の山頂で炊くご飯はまずい

登山を経験したことのある人ならわかるかと思いますが、山頂まで登ってから食べるご飯ってなんだか格別に美味しいですよね。
ただのおにぎりだったとして、山頂まで頑張って登り切った達成感とそこから見える雄大な景色からいつもより何倍もご飯がおいしく感じてしまいます。

人によっては山頂付近でカップラーメンを食べたり、炊き立てのご飯が食べたくてご飯を炊く人までいます。
しかし、富士山などの標高の高い山では実はご飯を炊いて食べてもまずいのです。

気分的な問題とかではなくて、標高の高い山ではご飯を炊くことは難しく、ご飯がうまく炊きあがらずに米に芯が残って半生となってしまい、結果としてまずいご飯が炊きあがってしまうからなんです。
理科の授業で習ったかと思いますが、気圧が低くなると当然お湯が沸く沸点も低くなり、富士山の山頂では約88度で沸点を迎えてしまいます。

さらにお湯がすぐに蒸発してしまうこともあって上手に米が炊きあがらないんですね。
せっかく富士山の登頂に成功して苦労して米を炊いてみてもがっかりするだけなので注意してくださいね。

米軍は富士山をペンキで赤くしようとしていた

富士山と言えば鮮やかな青色と山に積もった万年雪の白色とのコントラストがとても魅力的ですよね。
また、朝日に赤く染まった「赤富士」も葛飾北斎によって描かれるほど美しいものです。

しかし、太平洋戦争中に米軍の手によりペンキで赤富士に変えられそうになっていた事態があったのです。
米軍の戦略情報局には「神経戦部」という「どうしたら敵国の士気を下げられるか。」の作戦を練る部署がありました。

その部署が目を付けたのが日本人がこよなく愛する富士山です。
富士山をペンキで汚したら日本の士気が下がるのではないかと本気で考えた神経戦部のこの案は採用されました。

実際にこの作戦を遂行する為に必要なものを算出したところ、ペンキが約12万トンとそれを運ぶB29が約3万機、燃料代600億円です。
さすがに士気を下げるという目的でのみこれだけの資金を使うわけにも行かず、実現は出来ませんでした。

こんな大胆な作戦を思いつくのはさすがアメリカと言ったところですが、実際に遂行されなくて本当に良かったですね。
以上が山の雑学でした、いかがでしたか?

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