パイナップルの種はどこにある?
果物を食べていると種が気になるという人も多いとは思いますが、パイナップルを食べていて一緒に種も食べてしまったっていう事は全くないですよね?
果物である以上は種を使ってパイナップルを増やしていそうですが、その肝心の種がないのは不思議ですよね。
実はほとんどのパイナップルに種は存在していないのです。
また、種が存在していたとしても1mm程度の大きさであり、皮と果肉の境目の部分に少しある程度なので見つけるのが凄く難しいんです。
こんなにも少ない種でどのようにパイナップルの栽培を行っているのかというと、実は種ではなくパイナップルの株から増やしているのです。
パイナップルのほとんどに種がない理由も株を使って増やしているためであり、種を使って増やしたパイナップルでなければほとんど種はできないんですね。
パイナップルの増やし方は単純なもので、パイナップルの上部の部分を包丁で切り落としたものが株となり、これを植えるだけで栽培が行えるそうです。
パイナップルはいつ頃から日本にあるの?
パイナップルはもともとは世界中どこででも食べられるものではありませんでした。
最初はブラジルにあるパラナ川とパラグアイ川の流域に自生していたものが人間によって発見され、その後はそこに暮らしていた先住民によって栽培が始まりました。
世の中が15世紀ごろになって大航海時代が始まると、ヨーロッパの列強国が次々に南アメリカに入植し始めたことをきっかけにパイナップルの存在が知られ、またコロンブスが西インド諸島にあるグアドループ島でパイナップルを発見したことから全世界へとパイナップルの存在が広まっていきました。
日本にはいつごろからパイナップルが伝わったのかというと、大航海時代に日本を訪れたスペイン人やポルトガル人によってパイナップルがもたらされたそうです。
歴史では「南蛮貿易」として習っていますね。
また、19世紀初頭には東京の小笠原諸島で栽培されていたという記録も残っているそうです。
以上がパイナップルの雑学でした、いかがでしたか?
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