テニスのボールが黄色い理由
世の中には色々な球技がありますが、競技中に使われるボールは基本的には白や黒などを基調としたものが多いですよね。
しかし、テニスに関してはほかの球技と違って黄色のボールが採用されているため、不思議に思ったことはありませんか?
実はテニスボールに黄色が採用されているのは光の屈折率に関係があるのです。
少し難しい話ですが、人間の目で見ている「色」というものはその物体自体が放っているものではなく、物体が反射をしている光の屈折率の違いによって色が付いているように見えているのです。
テニスはサーブで200km以上の速度の出るスポーツですから、当然ボールも見えやすい色を採用しなければならないですよね。
黄色についてはボールの速度が速くても見やすく、なおかつ光の屈折率による影響を受けにくい色であるため、テニスボールには黄色という色が採用されているのでした。
中学では軟式テニスが主流である理由
テニスにはよく見る黄色いボールを使う硬式と、柔らかいゴムボールを使う軟式があります。
中学のテニスでは軟式が主流となっていますが、どうしてなのでしょうか。
いくつかの理由がありますが、まず中学生の体力的な問題です。
硬式テニスはボールが重く硬く、それを打ち返すラケットも重いなど、成長途中の段階である中学生にとっては身体への負担が大きくなってしまうのです。
もう一つの理由は、費用面の問題です。
ボールやラケットはテニスをする上で必須ですが、それらのテニス用品は消耗品な上、硬式の方が高価な為、限られた金額しか使えない部活動では賄いきれない部分が出てきてしまうのです。
最後に、テニスのルーツの関係があります。
諸説ありますが、テニスはアメリカから体育教師の養成のため伝わってきたスポーツだとされており、その当時に比較的安価であったゴムボールが採用され、そのなごりとして今も中学では普及し続けていると考えられています。
これらの理由から中学では軟式テニスが主流となっていますが、最近では硬式テニスが中学体育連盟に加盟したことで、硬式を採用する中学も増えてきているようです。
早いうちから硬式テニスに慣れておくことで、将来プロテニスプレイヤーを目指す子供たちが増えるかもしれませんね。
以上がテニスの雑学でした、いかがでしたか?
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