日本のショートケーキは海外と違う?
ケーキの中でも王道である「ショートケーキ」ですが、実は日本で販売されているショートケーキは日本オリジナルのもので、海外のショートケーキとは違うものだって知っていましたか?
日本のショートケーキについては日本人好みに改良された結果として、スポンジケーキにホイップクリームとイチゴを乗せたものになったのです。
日本人は昔からお菓子については柔らかいものを好んで食べていたため、不二家がスポンジケーキが使われたものをショートケーキとして紹介したのです。
アメリカで食べられているショートケーキについては柔らかいものではなく、ビスケットでホイップクリームをはさんだものになります。
日本では「洋菓子=高級なもの」というイメージが強かったのですが、このアメリカ式のショートケーキは高級なイメージとはかけ離れていたため、日本オリジナルのショートケーキが考案されたとも言われています。
フランスにもショートケーキがありますが、スポンジ部分にはアーモンドペーストが使われていてしっとりとしていて、これも日本のショートケーキとはかなり食感が異なるそうです。
プリンはもともと船乗りの料理だった
子供から大人にまで人気の洋菓子であるプリンですが、実は元々は船乗りによって考えられた料理だって知っていましたか?
しかも、プリンが考案されたばかりのころはお菓子ではなくメインの料理だったそうです。
プリンは16世紀後半のイギリス発祥の食べ物だとされていて、当時の航海では食べ物がすぐに腐ってしまう事から食材の管理は重要な問題でした。
例え肉のかけらやパン屑であっても貴重な食べ物で捨てるわけにはいかず、これらの余った食材と卵液と一緒に蒸焼きにしたところ、日本の茶碗蒸しのような食べ物が出来あがりました。
これがプリンの原型となったものであり、やがては洋菓子として進化をしていくのでした。
プリンはお菓子ではなくて船乗りが食材を無駄にしないように工夫しながら食べていたものなんです。
以上が洋菓子の雑学でした、いかがでしたか?
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