日本であまりくるみ割り人形が普及しない理由
ドイツの工芸品として有名な物に「くるみ割り人形」というものがありますよね。
兵隊の格好をしたとても特徴的な工芸品であり、ドイツのお土産としても親しまれていますよね。
しかし、日本国内で実際にくるみ割り人形でくるみを割っているところって見かけたことがないと思いませんか?
せっかくくるみを割るための人形があるのなら使いたいところですが、日本国内ではくるみ割り器が主流となっていて、金属で出来た専用器具でくるみを割って食べますよね。
それもそのはず、実は日本で食べられているくるみとヨーロッパで食べられているくるみでは硬さが全然違うんです。
日本国内で食べられているくるみについては、あまりに殻が硬いため金属などで出来たくるみ割り器を使わなければ食べることが出来ないのです。
逆にヨーロッパで食べられているくるみは日本よりも殻が柔らかいため、くるみ割り人形のような木製の工芸品でも殻を割れるようになっているのです。
くるみは日本でも縄文時代から食べられていた
くるみは栄養価が高く健康にも良い優秀な食材であることはわかりましたよね。
そんなくるみの栄養価の高さは昔から知られていたのか、実は日本国内でもくるみは縄文時代から食べられていたとされているんです。
縄文時代の遺跡からくるみが発見されたのですが、DNA鑑定が行われた結果、野生のくるみを食べていたのではなく、栽培されて育てられたくるみが食べられていたことがわかっています。
日本で発見されている最古のくるみの化石は「オオバタグルミ」という種類ですが、残念ながらこの品種に関しては絶滅してしまっているそうです。
以上がくるみの雑学でした、いかがでしたか?
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