白コショウと黒コショウの違い
コショウには白コショウや黒コショウなどの種類があり、料理によって使われるコショウは違ってきますよね。
風味などが違うことから原料が違うものだと思われるかもしれませんが、実は白コショウも黒コショウも原料は同じものなのです。
大抵のコショウはインドが原産地となっていて、コショウの木から収穫されています。
コショウの木の実がそのまま完熟したものは赤コショウと呼ばれ、別名は「ピンクペッパー」とも呼ばれています。
黒コショウについてはコショウの木の実が熟す前に収穫し、乾燥させて黒色にしたものとなります。
白コショウは赤色の完熟した木の実を収穫し乾燥させた後、水につけることによって皮を柔らかくして剥いだものとなっています。
鳥は唐辛子の辛さを感じない
現在では唐辛子は好んで人間に食べられていますが、普通の動物はあんなに口の中が熱く痛くなる食べ物は毒だと思って吐き出してしまいますよね。
したがって、哺乳類の中でも唐辛子を好んで食べるのは人間ぐらいなのですが、鳥に関しては唐辛子を平気で食べてしまうのです。
鳥は人間と違って唐辛子の辛味成分であるカプサイシンを感じ取る器官がないため、生の唐辛子でも平然と平らげてしまいます。
これは、唐辛子が哺乳類に食べられてしまわないように進化した結果なんですね。
哺乳類に食べられてしまうと、消化器官で唐辛子の種まで消化されてしまうことから、唐辛子は繁栄することができません。
しかし、鳥は消化能力が低く、未消化の状態で糞となって種が出てくるため、唐辛子にとっては鳥に食べてもらった方が繁栄するのに都合が良いということですね。
また、鳥は遠くまで飛んで種を運んでくれることから、哺乳類には毒だと思われるように辛くなって食べられないように進化したのでした。
以上が香辛料の雑学でした、いかがでしたか?
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