野球のホームベースが五角形の理由
野球のベースの形を見ていると、一塁と二塁と三塁は四角形なのに対して、ホームベースは特徴的な五角形をしていますよね。
なぜホームベースだけが五角形になっているのかというと、審判がストライクゾーンを判断しやすくするためなんです。
元々はホームベースも一塁などと同じように四角形だったのですが、ダイヤモンドに沿ってホームベースを配置すると、審判からはホームベースがひし形に見えてしまい、左右ぎりぎりのストライクゾーンがとても判別しにくかったのです
そこで、五角形にしてホームベースをピッチャー方向に伸ばすことによって、ホームベース上を球が通過しているかどうかを見やすくしたんですね。
また、一塁などのベースと同じ素材で作ってしまうとボールが当たった時に変形してストライクゾーンがわかりにくくなってしまうので、ホームベースだけはゴム製で薄い板状のものが使われるようになりました。
サッカーの試合で子供と入場する理由
サッカーの試合では、何故か選手は子供と手をつないで入場しますよね。
その後、国歌斉唱までその子供たちは選手に付き添っています。
この子供たちの事は「エスコートキッズ」と呼ばれ、国際大会やJリーグなどでも起用されています。
そんなエスコートキッズたちにはある役割があったのです。
1998年に開催されたFIFAワールドカップで、フェアプレーを促すプロジェクトの一環として初めてエスコートキッズが起用されました。
子供に夢を与えるプロのサッカーの試合で恥ずべき行為をしないよう、選手たちに今一度フェアプレーを心に刻ませる目的があったのですね。
子供たちにとっても選手と一緒に入場するという夢のような体験が出来る場でもあります。
実はエスコートキッズは誰にでもなれるチャンスがあるのです。
Jリーグであればサポーターからの公募で決めるクラブもあったり、2006年のワールドカップではスポンサーであるマクドナルドが世界46ヵ国から1400人以上のエスコートキッズを募集したこともありました。
サッカー選手になりたい子供たちは将来の夢を間近に感じる為にもぜひ応募してみてはいかがでしょうか。
以上がスポーツの雑学でした、いかがでしたか?
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