タイツとストッキングの違いとは?
タイツと良く似たものにストッキングというものがありますよね?
このタイツとストッキングの違うをちゃんと説明できる人って意外と少ないんですよね。
特にタイツを日常的に使う女性と違って男性については、ほとんどの人に知られていないと思います。
一般的にタイツの違いといえば、タイツの繊維の太さの単位である「デニール」によって区別している人が多いですよね。
デニールの単位が大きいもの、つまりタイツの生地が厚いものを「タイツ」、逆に生地が薄いものを「ストッキング」と呼ぶことが多いです。
しかし、実は明確に何デニール以上がタイツでそれ以下がストッキングと定められているわけではないのです。
それでは「タイツ」と「ストッキング」の何が違うのかというと、タイツが「衣服」であり、ストッキングが「履物」であることです。
「タイツ」といえば主につま先から腰まですべてが覆われる衣服であり、もともとはバレエなどの舞台衣装として使われていたものが防寒アイテムとして使用されるようになったものです。
「ストッキング」については分類は靴下と同じ履物であり、丈の短いショートストッキングや太ももまでの丈のガーターストッキングなどがあります。
タイツと同じように腰まで履くタイプのストッキングは一般的には「パンティストッキング」と呼ばれます。
タイツの繊維の太さの単位はデシテックス
先ほどからタイツの繊維の太さを扱う単位として「デニール」というものを使用しています。
しかし、実はISO(国際標準化機構)規格では「デニール」という単位ではなかく、「デシテックス」という単位が使用されています。
日本でも1999年から「デシテックス」という単位を使うように、日本化学繊維協会の方針で表示の切り替えを行うようになりました。
しかし、「デニール」という単位ですっかりと定着してしまったことから「デシテックス」は2017年現在でもあまり使われていません。
客からしてもいきなり「デニール」から「デシテックス」に切り替えられると困惑してしまいますよね。
しかも単純に呼び方が変わるわけではなく、「100デニール=110デジテックス」のように少しだけ繊維の太さが違うのです。
今後、「デジテックス」という単位で統一される日がくるのでしょうか?
以上がタイツの雑学でした、いかがでしたか?
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