病院で抜かれた歯はどうなるの?
歯の治療の一つで「抜歯」というものがありますよね。
虫歯などによってやむなく歯を抜かなくてはならなくなってしまったり、人によっては親知らずが生えてきてしまってそれを抜くという時もあります。
歯医者によっては抜歯後に「抜いた歯をどうしますか?」と聞いてくれて、歯を持ち帰れるようなこともあります。
しかし、抜歯した歯を持ち帰らなかった場合には、その後に自分の歯はどのように処分されているのでしょうか。
歯医者によって対応は違うようですが、あまりにも虫歯などでボロボロになっているような歯は医療廃棄物として処分してしまうそうです。
逆にそこまで損傷の激しくない歯についてはそのままホルマリン漬けにして保存して、大学や専門学校での勉強教材として利用されたり、歯科医の研究材料として利用されるということもあるそうです。
粉じゃないのに歯磨き粉である理由
歯を磨く時には欠かせない歯磨き粉ですが、どう見てもペースト状なのになぜか「歯磨き粉」という名前で不思議に思ったことがありませんか?
実は歯磨き粉が歴史上に初めて登場して商品化されたころには、実際に粉だったそうなんです。
日本初の歯磨き粉が発売されたのは1643年であり、江戸時代のころでした。
当時の歯磨き粉は貝殻の粉末や塩などを混ぜ合わせたものであり、ペースト状ではなく粉状のものでした。
しばらくして明治時代になるとようやくペースト状の歯磨き粉が登場したのですが、200年以上も歯磨き粉という言葉を使っていたため、すっかりと歯磨き粉という言葉が定着していました。
以上のことから、今日にいたるまで歯磨き粉の呼び方は変わっていないのです。
以上が歯の雑学でした、いかがでしたか?
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