レントゲンでバリウムを飲む理由
中年になってくると毎年健康診断が嫌になってくる理由の一つとしてバリウムを使ったレントゲン撮影があげられますよね。
レントゲン撮影を行う際にはバリウムを飲むことが必須になるのですが、なぜあのような不味いものをわざわざ飲まないといけないのでしょうか。
実はバリウムはX線を通さない性質があることから、バリウムを飲む事によって消化器官の形や壁面を鮮明に撮影できるようになるのです。
しかし、どうせならもっと美味しい味のバリウムを作ってもらいたいところですよね。
バリウムは実はあえて不味く作られていて、バリウムが美味しい味だった場合には胃の動きが活性化して胃酸が分泌されてしまい、レントゲン撮影が上手くいかなくなってしまうそうです。
最近では技術が発展した結果、飲みほすバリウムの量が減ったり、メロン味やイチゴ味のものも登場していますが、基本的に今後もバリウムが不味いことに変わりはなさそうです。
レントゲンをたくさんすると危ないってホント?
レントゲン検査を受けると患者が被ばくしてしまって健康に被害が出るという噂を聞いた事がありませんか?
確かに身体にX線を照射をするのは人体になんらかの影響が出てしまいそうですよね。
しかし、この心配は全くないといっても良いでしょう。
なぜなら人間は普段生活している状態でも常に放射線を浴び続けているからなんですね。
人間が普通に生活しているだけで年間で平均で2.4ミリシーベルトの放射線を被ばくしているそうですが、人体に影響が出始めるのは年間に200ミリシーベルトの被ばくを超えた時だとされています。
健康診断で行われているレントゲン検査での被ばく量は0.3ミリシーベルトであり、強いものでも4.0ミリシーベルト程度しか被ばくしないそうです。
このことから一年で数十回はレントゲン検査を受けなければ年間200ミリシーベルトの被ばくを超えることがないことがわかりますし、どう考えてもそんなにレントゲン検査は受けないですよね。
被ばくについて心配をしていた人は安心してレントゲン検査を受けてください。
以上がレントゲンの雑学でした、いかがでしたか?
注目記事
毎日が「今日は何の日?」
あなたやあなたの大切な人の誕生日は何の記念日ですか?
■今日は何の日?(11月8日)
いい歯の日
刃物の日
レントゲンの日
堅あげポテトの日
果物の日
歯ブラシ交換デー