おせちになぜローストビーフ?
皆さんはおせち料理といえばどんな食材を思い浮かべますか?
黒豆や数の子、伊達巻き、栗金団、かまぼこ、海老、昆布巻きなど様々なものが入っていますよね。
しかし、近年のおせち料理の定番として「ローストビーフ」が入っていることが多いと思いませんか?
そもそも日本人が牛肉を食べ始めたのは明治時代以降ですし、おせち料理にローストビーフってなんだか不思議ですよね。
それではなぜローストビーフがおせち料理の定番になったのかというと、多くの人に好かれている料理であり、調理が手軽なことと長期保存向きであることが由来のようです。
他のおせち料理と違って特に縁起が良いものというわけではなく、正月の祝いの席の一品として、家族と一緒に豪華な食事を食べてほしいという願いから入れられるようになりました。
確かにローストビーフはご馳走という感じがありますし、現在ではおせち料理としてすっかり定着しましたよね。
正月に鏡餅を飾る理由
正月飾りの定番といえば「鏡餅」ですよね。
正月が近づいてくると、スーパーなどで大量の鏡餅が売られているのを目にします。
しかし、そもそもなぜ正月に餅を飾るのかその意味や由来を知っていましたか?
正月には豊作や幸福をもたらす神様である「年神様」と呼ばれる神様が降りてくると考えられていて、鏡餅は年神様へのお供えなんです。
現在は鏡といえば四角いものですが、昔は鏡は丸い形をしていたことから、丸い餅のことを「鏡餅」としたのです。
さらに、鏡は神事に使われるなど神様が宿る神聖なものと考えられていたことも、鏡餅を飾るようになった由来となっています。
以上が正月の雑学でした、いかがでしたか?
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