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帝王切開って実は誤訳!?術後の痛みや傷跡、そのリスクとは?

この雑学では、帝王切開という言葉の由来と、帝王切開の術後の痛みや傷跡がどうなるのか、手術のリスク等について解説します。
妊婦術後痛みリスク誤訳

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雑学クイズ問題

帝王切開の「帝王」とは歴史上のどの人物?
A.アウグストゥス
B.ナポレオン
C.アレキサンダー
D.カエサル

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

帝王切開って実は誤訳!?術後の痛みや傷跡、そのリスクとは?

帝王切開という言葉は実は誤訳から生まれた言葉だった!?

皆さんはどの程度「帝王切開」についてご存知でしょうか?
お腹の赤ちゃんが逆子だったり、赤ちゃんの頭が骨盤より大きい場合、母体と胎児の健康を考慮し「帝王切開」が行われます。

将来的には自分の奥さんが、あるいは自分が帝王切開を体験するかもしれません。
まずは帝王切開という言葉の由来を解説します。

「帝王切開」という言葉については、古代ローマのユリウス・カエサルが帝王切開が生まれたことが語源、という説が流布していますが、それは俗説なのです。
「子宮を切開する」という意味のラテン語は、ドイツ語で「Kaisersshinitt」と訳され、19世紀には日本にも紹介されて「帝王切開」という言葉が生まれました。

「Kaiser」は「分離する」という意味で、ユリウス・カエサルという名前についても、「ユリウス家の分家」を意味していました。
ただし、彼が歴史に名を残した皇帝だったために、「カエサル=皇帝(帝王)」となり、「Kaisersshinitt」を日本語に当てはめる時に、誤って「帝王切開」と訳してしまったのです!

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帝王切開が誤訳だという根拠

本当に単純な間違いで帝王切開という言葉は生まれたのでしょうか?
カエサルが活躍した紀元前1世紀頃の医学で帝王切開できたとは考えにくく、仮に行われたとしても、母親は確実に死亡していたでしょう。

現に18世紀ヨーロッパでは、帝王切開で母親が亡くなる確率は90パーセントにも達していたといいます。
また、カエサルには同じ母親の妹がいたといわれ、いずれにしても彼が帝王切開で生まれたという説は考えにくいのです。

帝王切開自体は現代ではそれほど難しいものでもありませんが、昔はお産の際に母親が死亡した場合など、やむを得ない時にかぎり行われるリスクの高い手術でした。
ちなみにですが、亡くなった母親から胎児を取り出す習慣は古くからあるそうで、紀元前3世紀の古代エジプトにはその記録が残っています。

ローマ帝国では、妊婦が死亡した場合に、どのように胎児を取り出すべきかを皇帝法によって定めていたそうです。
昔はそれほど緊急性を要する極めてリスクの高い手術だったということですね!

帝王切開って痛いの?術中と術後はどれくらいの痛み?

最近では帝王切開による出産が増えていて、5人に1人の妊婦さんが帝王切開でお産しているという情報があります。
帝王切開は陣痛を経験しない分、楽なのではないか?と考えている人も少なくないのではないでしょうか?

しかし、帝王切開ももちろん手術であるため、母体にはかなり大きな負担となります。
それでは、痛みはどの程度なのでしょうか?

術中の痛みはどれくらい?

帝王切開はもちろん麻酔使って行います。
下半身に局部麻酔を行いますが、腰のあたりに注射針を刺して麻酔を注入します。

個人差はあるようですが、普通の注射と変わらない程度の痛みの方が多いようです。
かなり痛いという方もいるようですが、まずは皮膚に麻酔を行ってから注射を行うこともできるようなので、主治医に相談するのはいかがでしょうか?

5分ほどで下半身の感覚が鈍くなるそうです。
局部麻酔の効果がどんどん表れてきますので、実際に手術が始まってからの痛みはほとんどないようです。

しかし、赤ん坊を子宮から取り出す時に引っ張られるような感覚がある方は多くいます。
体質にもよりますが、麻酔の効きにくい方については稀に痛みを感じることもあるようです。

痛みを感じた場合には看護師に伝えることで、麻酔や痛み止めの追加など、対応してくれることもあるそうです。

術後の痛みはどれくらい?

術後にはまずは抜糸を行います。
個人差はあるようですが、強く痛むことはほとんどないそうです。
少し引っ張られる感じがする程度で、最近では「溶ける糸」で縫合する病院も増えているそうなので、抜糸についてはそこまでの心配はいりません。

切開自体の痛みについては、術後2日間は絶対に安静が必要のようです。
麻酔が徐々に切れてくると痛みを感じたり、熱が出たりすることもあるそうです。

また、子宮が収縮することによって起こる「後陣痛」の痛みについては、帝王切開も自然分娩と同様に起こります。
痛みが強い場合などについては、痛み止めを処方してもらうことが可能なため、主治医に相談してみてください。

3日目くらいから動けるようになるそうですが、お腹に力を入れることが難しく、思うように体を動かせずにつらいと感じることもあるそうです。
しかし、産後については、逆によく動いた方が子宮の戻りも早いってご存知でしょうか?

痛み止めなどをうまく使いながら、少しずつ体を慣らして動かしていきましょう。

帝王切開後の傷跡について

帝王切開の多くは横切りで行われます。
これは、切った後に下着などで隠れる部分のため、傷跡が目立ちにくいというメリットがあるからです。

そのため、予め「横に切ってほしい」とお願いする妊婦さんも多くいるそうです。
いいことばかりではなく、デメリットがあります。

デメリットは、縦切りの時よりも切る回数が増えてしまうため、手術に時間がかかり、痛みが長引くことがあることです。
横切りについては、初めから帝王切開を予定している人に多く用いられる方法のようです。

それでは縦切りはどのような場合に用いられるのでしょうか?
自然分娩を予定していたが、母体や赤ちゃんに何らかのトラブルが起きてしまった場合には、緊急の帝王切開となります。

緊急帝王切開の場合は縦に切ることが多いようです。
これは、横切りよりも切る回数が少ないため、スムーズに赤ちゃんを取り出してあげることが出来るからです。

切る位置についてはへその下あたりで、切る長さは場合によっても違いますが、一般的には10センチ前後のようです。
横切りよりも傷跡が気になるというデメリットがありますが、母体や赤ちゃんを安全に守るというメリットもあります。

傷跡はどれくらいで治るのか?

それでは肝心の傷跡はどれくらいで治るのでしょうか?
個人差はありますが、通常では1年程度でかなり目立たなく綺麗に治るそうです。

逆に、残念ながら、どんなにケアに気を使ったとしても傷跡が残ってしまう場合もあるようです。
傷を治そうとする力が強すぎて、皮膚の上まで盛り上がってしまう現象があるからです。

しかし、そのような現象が起きても、子供を産んだ勲章として考える母親も多いようですので、気に病むことはありません。

帝王切開のリスクについて

帝王切開は考えようによっては安全なお産ともいえますが、もちろんリスクが無いわけではありません。
術後に長時間ベッドに横たわることで「肺血栓塞栓症」になるリスクが、自然分娩よりも5~10倍にもなるといわれています。

しかし、最近の帝王切開では経過を見て、翌日から歩行訓練などを行うことが一般的となっており、肺血栓塞栓症の対策も行っているそうです。
その他には、「次回以降の妊娠で前置胎盤になりやすい」、「術後の傷跡が残ってしまう可能性がある」、「麻酔薬によりショック状態になる可能性がある」、「次回妊娠で普通分娩を選択した場合の子宮破裂のリスクがあがる」などが挙げられます。

予定帝王切開をする場合はリスクも踏まえて、十分に主治医と相談して判断するようにしましょう。

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「D.カエサル」でした!

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最後に

自然分娩ほどの苦痛を感じることは無いでしょうが、母体にはもちろん負担がかかります。
また、お腹を切るという恐怖もありますし、旦那様は奥様の負担を少しでも軽くするように心掛けてください。
奥様も赤ちゃんのためにも、帝王切開がいいのか?自然分娩がいいのか?良く考え相談してから判断するようにしてください。
この記事の内容が、帝王切開について悩んでいる方にとって、少しでも役立てたならば幸いです。

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