この雑学では、知って得するお寿司用語について解説します。
お寿司屋さんで使われる用語
いくつ知っていますか?
皆さん、お寿司は好きでしょうか??
筆者は好物をあげろと言われたら真っ先に「お寿司!」と答えるくらいにお寿司が大好きです!
日本人はほとんどの人がお寿司好きな感じがしますよね!
最近は外国でもお寿司ブームがきていて、日本のお寿司屋さんにも外国のお客様をよく見かけるようになってきました。
そんなお寿司ですが、お寿司屋さんでは不思議と業界用語を使いますよね?
「むらさき」とか「あがり」とか…。
結構使うものもあれば、意外と知らない!というものも多いんです!
という事で、今回はクイズ形式でお寿司用語をご紹介していきます!
お寿司用語クイズ
初級編
1.あがり
答えは「お茶」です。
元は花柳界(芸者や遊女のいるところ)からきた言葉。昔はお店で、最初に出されるお茶を「お出花」、最後に出されるお茶を「上がり花」と言ったそうです。
2.シャリ
答えは「寿司飯」です。
釈迦の骨(仏舎利(ぶっしゃり))に似ていることから。また、米を研ぐ音に似ているからという説もあります。
3.ガリ
答えは「生姜」です。
噛んだ時にガリっという音がするため。
4.かっぱ
答えは「きゅうり」です。
きゅうりを切った断面がかっぱの皿に似ていることから。また、かっぱがきゅうり好きだということからという説もあります。
5.鉄火
答えは「まぐろの赤身」です。
昔、賭博場(鉄火場と呼ばれていました)で食べやすいように作られたことから。また、マグロの赤色が鉄を熱したときの色に似ていることからという説もあります。
6.とろ
答えは「まぐろの脂身」です。
食感がとろっとすることから。
とろが高級なものになったのは実は1960年代頃からです。それ以前は脂っこくて食べずに捨てられることもしばしばでした。昔の日本人の味覚はさっぱり系を好んでいましたが、近年、こってり系のものも好まれるようになり、とろが食べられるようになったのです。
中級編
7.むらさき
答えは「醤油」です。
醤油の色がむらさき色に見えることから。昔、宮中でこう呼ばれていたところから来たようです。
8.おあいそ
答えは「お会計」です。
これは店側が使う言葉で、「お愛想がなく申し訳ありませんが、お勘定させて頂きます。」という意味。お客さんが「おあいそお願い!」などと使うのは実は間違い。むしろ悪い意味になってしまうので要注意です。日本人ならではの言葉ですね。
9.ガレージ
答えは「シャコ」です。
車庫を英語でガレージと呼ぶことから。ダジャレですね…!
10.ゲソ
答えは「イカの足」です。
脱いだ履物のことを「下足(げそく)」と呼ぶことから。
11.ギョク
答えは「玉子焼き」です。
「玉子」の「玉」をギョクと呼ぶことから。
上級編
12.クサ
答えは「海苔」です。
海苔のことを「海草」と呼ぶことから。
13.涙
答えは「わさび」です。
わさびがたくさん入ってるとツーンとして涙が出てくることから。
14.あにき
答えは「先に使う材料のこと」です。
逆に後から使うものを「おとうと」と呼ぶようです。
15.片思い
答えは「あわび」です。
あわびは巻貝の一種ですが、二枚貝の片側だけのように見えることから、その「片」と「片思い」をかけたと言われています。「磯の鮑の片思い」ということわざもあります。
実は客側が使うのは間違っている?!
上級編になると初めて聞くものもたくさんありましたね!
さて、今までお寿司用語を紹介してきたわけですが、実はこれらの用語は客側が使うものではないのです。
どこにでも業界用語というものはありますが、あくまでこれらは店側が使う用語で、一般のお客さんが使うと「知ったかぶりをしている!」と思われてしまうこともあるそうです。
クイズの中にもありましたが、「おあいそ」なんかは絶対使ってはいけないですね。
でもせっかく覚えた知識なので、お寿司屋さんに行った際は友人との話のネタにしてみてください!
お寿司を食べるのが少し面白くなるかもしれません!
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まとめ
お寿司には様々な用語が存在する。
またそれらの用語は擬音やダジャレなど様々なところから取ってつけられている。
しかしこれはあくまで店側が使うもので、お客さんが使うのは間違っている。
お寿司屋さんの店員さんが話している内容を聞いて楽しむのもありですね!!
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