地震対策、家屋倒壊で生き埋めになったらおしっこか、声を出すと良い

この雑学では地震によって家屋が倒壊してしまい、生き埋めになった時の対策について解説します。

地震対策、家屋倒壊で生き埋めになったらおしっこか、声を出すと良い

地震対策、家屋倒壊で生き埋めになったらおしっこか、声を出すと良い

地震には対策と準備が必要

皆さんは普段から地震が起きた際に、どのように行動すればよいかを考えていますか?
また、地震が起きる前に何か準備をしていますか?

家具が倒れないようにする、非常食を準備する、家族と避難場所を打ち合わせする、今からできることはたくさんありますよね?
今回は、地震が起きてしまい、生き埋めになってしまった場合にはどのように行動するのかを解説します。

いきなり地震が起きてパニックになる前に、予め行動を考えておくだけでもかなりの違いがあります。
地震が発生した際には、この記事のことを思い出して役立てて頂ければと思います。


生き埋めになった時、なぜおしっこをするのが良いのか?

スーパーレスキューやハイパーレスキュー隊などの通商で呼ばれていて、災害や大事故が起こった際に活躍するのが、消防庁に所属している「特別高度救助隊」です。
この隊は、人口30万人以上の都市に設置されていて、様々な装備を持っています。

そのひとつに、瓦礫の下に生き埋めになったり建物の中に閉じ込められたりした人を捜索する「二酸化炭素探査装置」があります。
これは、生存者が吐く呼気の中の二酸化炭素や、尿やアンモニアを検知して生存者を捜すための道具となっています。

そのため、生き埋めになった場合は、おしっこをしてしまった方が発見されやすいのです。
災害救助犬についても、人の呼気や尿などの匂いに反応します。

人を探すための様々な装置

電磁波人命探査装置についても、生存者探索に役立っています。
これは、電磁波によって生存者を捜す装置です。

2004年の新潟県中越地震の際には、土砂崩れで自動車の中に閉じ込められた男児の発見に、その威力を発揮しました。
また「地中音響探知機」は生存者が出す音を感知してその位置を突き止めることができます。

「ここにいるぞ」というアピールをするためには、恥を捨ててでも「臭い」も「音」も総動員した方が良いのです。

声を出すタイミング

地震対策、家屋倒壊で生き埋めになったらおしっこか、声を出すと良い
生き埋めになったり閉じ込められたからといって、すぐにパニックになって大声を出してはいけません。
生き埋めになった場合は、最悪の場合、何日間も耐えなければなりません。

大声を出して騒いで体力を消耗するよりも、適切なタイミングで声を出しましょう。
まずは、首のまわりや顔を動かして呼吸できるような領域を確保してください。

そして、人の気配や物音、人の声が聞こえる場合にのみ声を出すようにしましょう。
また、騒ぎ続けるのではなく、定期的に大声を出すことも心掛けましょう。

体が動かせる場合には、大声を出すよりも物を叩いたりして音を立てる方が体力の消耗を避けられます。
家屋が崩れてしまいそうな場合は、叩いて音を出すよりもやはり声を出す方が賢明かと思います。

救助犬や探査装置に発見される確率を上げることができるでしょう。

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まとめ

地震が発生して生き埋めになった場合には、おしっこをすると良い。
また大声を出すことにより、救助隊の探査装置や救助犬に発見される確率が上がる。

地震災害についてはこちらの記事でも紹介しています。
役立つ地震対策や知識11選、災害時に生存率を上げる方法とは

また、ボランティア活動・支援物資寄付・募金方法についての記事はこちらになります。
熊本地震、ボランティア活動・支援物資寄付・募金方法まとめ

地震などの災害が発生した場合には、とにかく冷静に落ち着いて行動することを心掛けてください。
常日頃から準備や対策を考えておくことにより、少しでも生存率を上げることができます。