この雑学では、ガソリンの「レギュラー」と「ハイオク」の違いについて詳しく解説します。
雑学クイズ問題
ガソリンの「レギュラー」と「ハイオク」の違いとは?
A.重さ
B.燃費
C.着火のしにくさ
D.明確な違いはない
答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!
ガソリンの「レギュラー」「ハイオク」の違いって何?
ガソリンスタンドで見かける「レギュラー」と「ハイオク」
皆さんは普段から車を運転していますか?
車を運転される方なら絶対に行く場所、それはガソリンスタンドですよね!
そこで見かけるガソリンの表記が「レギュラー」と「ハイオク」です。
運転免許を持っていない方でも、この「レギュラー」と「ハイオク」は知っているのではないでしょうか?
基本的にはレギュラーガソリンよりも、ハイオクガソリンの方が10円ぐらい高めの値段が設定されています。
それでは、この「レギュラー」「ハイオク」にはどのような違いがあるのでしょうか?
今回は、その違いについてと、「レギュラー」と「ハイオク」を入れ間違えた場合にどうなるのかを詳しく解説します!
その違いは「オクタン価」にあり!?
まずは、レギュラーガソリンについてです。
レギュラーガソリンは別名「ノーマルガソリン」と呼ばれていて、日本で最も多く消費されています。
そして、ハイオクは「ハイオクタン」の略で、別名は「高オクタン価ガソリン」となります。
メーカーによっては、「プレミアムガソリン」などの名前で販売されています。
ハイオクについては名前にもある通り、「オクタン価」が高く、着火がしづらいガソリンとなります。
この「オクタン価」とは、簡単に言ってしまえば、ガソリンの発火のしやすさということです。
つまり、「レギュラー=着火しやすい」「ハイオク=着火しづらい」ということになります。
ハイオクガソリンを使うことによって、エンジンの異常燃焼やノッキングを防ぐことが出来るのです!
ノッキングとは?
ノッキングを防ぐ事を解説しましたが、一般的にはあまり馴染みの無い言葉ですよね?
ノッキングとは、エンジンを動かす際に、ガソリンが勝手に着火と爆発が起こってしまい、その爆発による衝撃でエンジンが損傷してしまう現象のことです。
爆発が起こる際に金属をノックしているような音が鳴る事から、ノッキングという名前になりました。
「ハイオク」の方が着火しにくいため、勝手に着火されたり爆発することが少なく、ノッキングが防げるというわけですね!
レギュラーをハイオク車に入れるとどうなる?
もしも逆に入れてしまったらどうなるの?といった疑問は、誰もが考えるのではないでしょうか?
結果的にレギュラーガソリンを入れてしまっても走行することは出来ます。
しかし、ハイオクガソリンで走行することを前提とした設計が行われているため、本来の馬力を発揮することが出来なくなるそうです。
レギュラーガソリンを入れることによって節約をしようとしても、走行性能が落ちてしまうため、かえって燃費が悪くなってしまいます。
ハイオクをレギュラー車に入れるとどうなるの?
ハイオクガソリンについては、ノッキングを防ぐことが出来るということを解説しました。
ということは、レギュラー車にハイオクを入れたとしても、その効果が期待できそうですよね?
しかし、レギュラー車についても、オクタン価の低いレギュラーガソリンを利用することを前提として設計されているため、ノッキングを防ぐ効果はあまり期待できないそうです。
高いガソリンの方が性能が上がりそうですが、決してそういうわけではないようですね!
レギュラー車とハイオク車はどうやって見分けるの?
最近ではセルフサービスのガソリンスタンドが当たり前のようにたくさんありますよね!
自分の車がレギュラー車かハイオク車なのかは把握していると思いますが、例えば人から借りた車を給油する際に、どちらかがわからない場合は困ってしまいますよね?
しかし、そんな時には慌てずに給油口の内側を調べてみてください!
どんな車でも基本的には記載されているはずです!
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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?
雑学クイズ問題解答
雑学クイズ問題の答えは「C.着火のしにくさ」でした!
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少し専門的な話が出てきましたが、「レギュラー」と「ハイオク」についてお分かり頂けたでしょうか?
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まとめ
レギュラーガソリンは、別名ノーマルガソリンと呼ばれていて、日本で最も消費されているガソリンである。
ハイオクガソリンのハイオクは、「ハイオクタン」の略で「高オクタン価ガソリン」、メーカーによっては「プレミアムガソリン」という名前で販売されている。
ハイオクガソリンの方が「オクタン価」が高く着火しづらいため、エンジンの異常燃焼やノッキングを防ぐ効果が高い。
レギュラーガソリンとハイオクガソリンを入れ間違えても走行は可能だが、走行性能が落ちたり、故障につながってしまうため、車にあったガソリンを入れる必要がある。