この雑学では、意外と知られていない「浴衣」と「着物」の違いについて解説します。
雑学クイズ問題
浴衣と着物の大きな違いとは?
A.浴衣は素肌に着る
B.着物の柄は決まっている
C.生地の厚さ
D.帯の色
答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!
「浴衣」と「着物」の違い、意外と知られてないんです!
似ているけど明確な違いはどこにあるの?
日本の民族衣装の代表といえば「浴衣」や「着物」ですよね!
普段はあまり着る機会はありませんが、花火大会やお祭りの時に着る女性って結構いますよね。
髪型もばっちりとしている女性も多く、普段よりもとてもキレイに見えます。
しかし、この「浴衣」と「着物」についてはどこが違うのか?と、1度は考えたことがあるのではないでしょうか?
その違いについて説明出来る人って、実はほとんどいないんですよね!
今回の雑学では「浴衣」と「着物」の違いについてわかりやすく解説します。
何かの機会にこの雑学を披露しちゃってください!
浴衣について
まずは浴衣の特徴について解説します。
実は浴衣は着物の一種なんです!
そのため、浴衣の形は着物の形と同じなんですね!
そして、浴衣は昔はお風呂上がりに着るもので、浴衣姿で涼んだあとにそのまま寝てしまうのが一般的でした。
このように、昭和30年~40年のころまでは、浴衣は寝巻きとして活躍していたんですね!
基本的に浴衣の生地は薄くて風通しがよく、夏の暑い時期に着るもののようです。
生地の素材については木綿が使われているものが多いようです。
色は白色や紺色のシンプルなものが主流でしたが、現在はファッション性が増して、色々な装飾が施されて、オシャレな浴衣が主流となっていますよね!
着物について
続いては着物の特徴について解説します。
浴衣の時も説明しましたが、着物は浴衣と同じ形をしています。
浴衣は生地が薄く裏地が無いことに対して、着物には裏地のないものとあるものが存在します。
暑い時期は少しでも涼しくするため、裏地のないものを着用します。
涼しくなってくると裏地があるものを着るというわけですね!
生地の素材については、木綿や絹、ウール、化学繊維など多種多様で、生地の織り方によっても着物の種類が変わってくるようです。
浴衣が着物の一種であるように、着物には色々な種類が存在するということなのです!
結局、浴衣と着物って何が違うの?
ここまでで「浴衣」と「着物」の特徴についてはわかってもらえましたよね?
多少の違いがあるものの、浴衣が着物の一種であるように、さほど大きな違いは存在しないのです。
一番大きな違いを挙げるとするならば、「浴衣=素肌で着て寝巻きにする」「着物=寝巻きにせず、内側に長じゅばんを着る」ということです!
旅館やホテルなどで浴衣を貸し出しているのは一般的ですが、着物を貸し出して就寝時に着ることってないですよね?
また、浴衣が素肌で着るのに対して、着物は内側にもしっかりと着こみます。
そのため、少しでも手間や時間を削減するために、国際交流の場では浴衣が好まれているようです。
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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?
雑学クイズ問題解答
雑学クイズ問題の答えは「A.浴衣は素肌に着る」でした!
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あまり知られていない「浴衣」と「着物」の違いですが、ご理解頂けたでしょうか!?
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まとめ
浴衣は着物の一種であるため、浴衣と着物の形は同じである。
また、浴衣は元々は風呂上がりに着るもので、涼んでからそのまま寝るのが一般的だった。
そのため、浴衣は基本的には素肌で着るものである。
着物には浴衣と違って裏地があるものが存在する。
暑い時期は裏地の無いものを着て、それ以外では裏地のあるものを着る。
浴衣と違って素肌で着ることはなく、内側に長じゅばんを着る。