今回の雑学では、炭酸飲料の炭酸を長持ちさせる方法や、ペットボトルの形状にまつわる雑学を紹介します!
雑学クイズ問題
炭酸を長持ちさせる方法で間違っているものは?
A.ペットボトルをへこませてキャップをしめる
B.キャップをきつくしめる
C.逆さまにして保存する
D.冷蔵庫で保存する
答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!
炭酸を長持ちさせる方法、ペットボトルの形状の雑学を紹介!
不味い!炭酸の抜けたジュース
皆さんは炭酸飲料は好きでしょうか?
筆者は炭酸飲料が大好きなため、1.5リットルのジュースを必ず週に1本は買って飲んでいます。
日中に眠くなって気分転換したい時や風呂上がりにスカッとしたい時など、炭酸飲料がぴったりですよね!
あの舌がピリピリする独特の刺激が苦手という方もたまに見かけますが・・・
しかし、炭酸飲料で問題なのがせっかくの炭酸が抜けてしまうことです。
炭酸の抜けてしまったジュースなどは甘ったるいだけで、正直言って不味いですよね・・・
特に1.5リットルを買った時には短期間に飲みきることが出来ないため、必ず最後の方は炭酸が抜けてしまいます。
どうして炭酸が抜けてしまうの?
そもそもどうして炭酸が抜けてしまうのかご存じですか?
それは、ペットボトルに入っている炭酸ガスが空気と入れ替わってしまうためです。
キャップを開栓する前は密閉された状態となっているため、空気は入ってきません。
しかし、1度開栓してしまうとどれだけ固くキャップを閉めたとしても少しずつ空気が入ってしまい、炭酸が抜けてしまうのです。
また、飲めば飲むほどペットボトル内に空気が入り込む場所が増えるため、炭酸ガスがより抜けやすくなっていきます。
少しだけ残しておいた炭酸飲料にほとんど炭酸が残っていないのは、以上の理由となります。
炭酸を長持ちさせる方法
それでは、具体的どうすれば炭酸が抜けるのを防ぐことができるのでしょうか?
少しでも炭酸を長持ちさせる方法をさっそく紹介していきます!
ペットボトルを逆さまにする
1つめの方法は「ペットボトルを逆さまにして保存する」という方法です。
これは1番有名な方法なのではないでしょうか?
先ほど説明した通り1度キャップを開栓してしまうと、完全な密封の状態を作ることが出来ずに、少しずつ炭酸ガスが抜けていってしまいます。
また、飲みかけのペットボトル内の空いた空間に炭酸ガスが気体となって充満することにより、ペットボトルの内側から外側へ空気を追い出そうとする力が強まり、より炭酸ガスが抜けやすい状態となっています。
しかし、ペットボトルを逆さまにして保存しておくことにより、キャップの方に炭酸飲料がたまり、空気が入り込む事や、炭酸ガスが抜けていくのを防ぐ事ができます。
どのサイズでも実践できますし、筆者も効果を体感していますので、ぜひ試してみてください!
キャップをきつく閉める
2つめの方法は「キャップをきつく閉める」という方法です。
あまりきつく閉めてしまうと、次に開ける時に苦労するという理由で緩くしめていませんか?
ゆるく閉めてしまうと、より一層空気が入り込みやすくなり、炭酸ガスが抜けてしまう原因となります。
きつく閉めても完全な密封状態を作る事は出来ませんが、緩く閉めておくよりは炭酸を長持ちさせることが可能です。
冷蔵庫に早く入れる
3つめの方法は「冷蔵庫に早く入れる」という方法です。
実は温度が高くなればなるほど、液体に圧縮された二酸化炭素が気体になりやすくなります。
そのため、冷蔵庫で冷やしておくことにより炭酸ガスが抜ける事を防げます。
面倒なため飲んでいる時はペットボトルを放置しがちですが、コップに注ぐ時のみ冷蔵庫から出すように心掛ければ、炭酸を長持ちさせ、美味しく飲むことができます。
また、より冷えた状態の方が良いため、冷蔵庫の手前よりは奥の方に保存しておく方が良いです。
方法によっては逆に炭酸が抜ける!?
方法によっては逆に炭酸が抜けるので注意してください。
ペットボトルをへこませて空気を抜いてキャップを閉める事により、炭酸を長持ちさせるという情報がありますが、これはかえって逆効果となります。
ペットボトル内の液体のスペースが無くなってしまい、無駄に炭酸ガスが発砲してしまうそうです。
手間をかけてさらに不味くなるなんて避けたいですよね!
ペットボトルの形状について
ペットボトルは大きく分類すると3つの種類・形状で出来ています。
それぞれの形状にどのような効果があるのかを解説します。
耐圧用ペットボトル
「耐圧用ペットボトル」はこれまで説明してきた「炭酸飲料」を入れるためのペットボトルとなります。
円筒状で特徴的な形ですが、通常のペットボトルでは炭酸ガスの内圧に耐えられずにペットボトルが変形してしまうため、炭酸飲料では円筒状のペットボトルが採用されています。
耐熱用ペットボトル
「耐熱用ペットボトル」は最も一般的で主に「果汁飲料、スポーツドリンク、お茶」などを入れるのに採用されています。
温かい飲み物を入れても耐えられるように暑くて固めのペットボトルとなっており、飲み物の温度低下による内圧の変化にも耐えられる構造となっています。
無菌充填用ペットボトル
「無菌充填用ペットボトル」は「ミネラルウォーター、紅茶」などを入れるのに採用されています。
省資源のために軽くて薄い構造となっており、強度を保ちつつ持ちやすいくぼみがついていることが特徴となっています。
注目記事
それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?
雑学クイズ問題解答
雑学クイズ問題の答えは「A.ペットボトルをへこませてキャップをしめる」でした!
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まとめ
炭酸飲料から炭酸ガスが抜けてしまう原因は、ペットボトル内に空気が入り込み、炭酸ガスと入れ替わっているためである。
炭酸を長持ちさせるためには以下の3つの方法が有効である。
・ペットボトルを逆さまにする
・キャップをきつく閉める
・冷蔵庫に早く入れる
またペットボトルには「耐圧用ペットボトル」「耐圧用ペットボトル」「耐圧用ペットボトル」という種類の形状がある。
それぞれに適した飲料水が入れられるような構造になっている。