ピラニアはどんな味がする?日本では提供しているお店も・・・

今回は「ピラニアどんな味がする?」ということで、魚にまつわる雑学を紹介します。
日本では海外に比べて魚を食べる食文化が定着しており、普段から様々な種類の魚を食べていますよね。

しかし、ピラニアなどの魚はほとんど日本に生息していないことから、おそらく一度も口にしたことはないはず。
それでは、ピラニアは一体どのような味をしているのでしょうか?

ピラニアはどんな味がする?

ピラニア味
それではさっそく、ピラニアがどんな味のする魚なのかについて解説していきます。
実はブラジルなどの国ではピラニアは普通に食べられていて、様々なピラニア料理があります。

ピラニアは白身魚であり、お刺身にして食べると淡泊な味をしており、そのコリコリとした食感が特徴です。
海外では生魚に醤油をつけて食べるという文化が無いため、調理されて提供されることが多いようです。

ピラニアのスープ

ピラニアからはとても良い出汁が取れるそうで、スープにして飲むととてもコクがあって美味しいそうです。
そして、煮込まれたピラニアの身はふわふわで崩れるように柔らかく絶品となっています。

ピラニアの丸焼き

サンマなどの魚のように丸焼きにして食べると、ホッケのように身がフカフカになって美味しく味わうことが出来ます。
ピラニアはクセが少ないことから、基本的にどのような調理法で食べても美味しい魚のようです。

日本で提供されていたこともある

ピラニア味
ピラニアを食べた人は口をそろえて「美味しい!」ということから、ぜひ一度味わってみたいという人もいますよね。
2019年現在ではもう提供されていませんが、日本でもピラニア料理が提供されていたことがあります。

ピラニア料理を提供していたのは神戸・須磨海浜水族園内のレストランであり、1日5食の期間限定メニューとして提供されていました。
肝心のピラニアはムニエルとして提供され、味についても好評だったそうです。

やはりクセが少なく淡泊な味わいであることから、言われなければピラニアだとわからないほど、普通の白身魚の味をしていたみたいです。
国内でもこうしてピラニアが提供されることがありますので、機会があればぜひ味わってみてくださいね。

ピラニアにまつわる誤解

ピラニア味
最後に「ピラニアにまつわる誤解」ということで、ピラニアにまつわる雑学を紹介します。
ピラニアといえば「狂暴な魚」として誤解されていますが、本当のところは神経質で臆病な魚なのです。

基本的には自分より大きなものには襲い掛からないですし、餌にしている魚は自分より身体の小さな魚ばかりです。
また、普段は群れで生活をしていますが、人間などが川に入ってくると蜘蛛の子を散らしたように逃げていきます。

ただし、水面を叩く音や血の匂いには敏感であることから、出血している時には注意が必要です。
血の匂いを察知したピラニアは興奮し、川を渡る野生動物に集団で襲い掛かることもあるのです。

人間についても同様で、ケガをした状態でピラニアのいる川に入ると、群がってきて噛みつかれる可能性があります。
基本的には大人しい魚ですが、血の匂いを嗅いで興奮して襲い掛かることから、狂暴というイメージが定着したのかもしれません。

普段はピラニアと接する機会は全くといっていいほどないですが、海外に出かけた際には注意してくださいね。
以上が「ピラニアはどんな味がする?」などピラニアにまつわる雑学でした。


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まとめ

ピラニアは白身魚であり、コリコリした食感や淡泊な味わいが特徴の味をしている。
海外では調理されて出てくることが多く、火が通されたピラニアの身は他の白身魚と区別がつかないぐらい美味しい。
日本でも過去にピラニア料理が提供されていたことがあるが、基本的に普通の飲食店では食べることが出来ない。
ピラニアが狂暴だという情報は誤解であり、本当は臆病で神経質な魚である。